「いわてみちのく馬検定」で1回目の合格者が2月21日、発表された。
奥州市のメイプル(水沢区)と盛岡市のアイーナ(盛岡駅西通)の2会場で、今月11日に試験が行われた同検定。岩手県南広域振興局などが、明治時代から軍馬の産地として栄えた岩手の馬事文化を見直す事業として実施した。
出題数は45分間で50問。内容は馬に関する一般問題から、東北地域と馬、チャグチャグ馬コに関するものまで多岐にわたった。
100点満点中、70点以上が合格で、両会場で170人の受験者中160人が合格。94%を超える高い合格率となった。合格者の中で満点だったのは5人。最年少は盛岡会場で受験した11歳で、最高齢は奥州会場の82歳だった。
同局企画推進課の担当者は「決して簡単な問題ではなかったのにもかかわらず、高い合格率になったのは驚き。事前に販売されたテキスト本をしっかり勉強してくれた結果では」と話している。