ビンテージの洋服を手作りでバッグや小物にリメークする「DAIA'S Closet（ダイアズ・クローゼット）」（盛岡市開運橋通2、TEL 019-653-8520）が、新春に販売する福袋の予約を始めた。

ダイアズ・クローゼットの店内

　昨年は予約せずに初売りで販売したところ、35個がすぐに売り切れたことから、今年は数を若干増やして予約販売にした。すでに7割近くが予約で埋まっているという。

　福袋の価格は1万5,750円（10個）、1万500円（20個）、5,250円（10個）の3タイプで、上位2タイプはバッグやポーチ、がま口、コインケースなどが7～12点ほど入る予定だという。5,250円のものは小物が中心で品数は5点ほど。

　人気の秘密は、その値ごろ感。バッグ類は通常価格で4～5万円ほどすることから「（福袋の販売で）利益はほとんど出ない。年に一度の感謝の気持ちで実施している」と代表の高岡千晶さん。人気の秘密については、「ひところのブランドものブームも落ち着いた感もあり、手作りの一点ものにはコアなファンがいることを実感している」と話す。

　1万500円の福袋はすでに残り2個の状態で、同店では休日返上で袋詰めに追われているという。来店のほか電話予約にも応じる。市外など来店できない客には前金による振り込みで対応するほか、市内の客には内金にも応じる。

　営業時間は11時～20時。年内は30日で、初売りは1月2日。