生活雑貨と家具の店「道具屋」が開店1カ月-「手触り感」ある商品そろえる

オーナーの長沼さんが実際に使って、触って選んだ品が並ぶ

オーナーの長沼さんが実際に使って、触って選んだ品が並ぶ

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 生活雑貨や家具を扱う「道具屋」(盛岡市青山、TEL 019-681-6972)がオープンして1カ月を迎えた。

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 オーナーの長沼岳彦さんがパートナーの主濱絵里さんと2人で経営する同店。市内の雑貨・家具店に7年ほど勤めた後、今年9月に念願の独立を果たした。

 扱う商品はメーカーカタログからそのまま選ぶことはせず、すべて長沼さんらが手に触れたり、生活の中で使ってみたものばかり。「これまで盛岡になかった」(長沼さん)ものなど、国内を中心に海外メーカーの商品も扱う。

 中でも「4th-market」(三重県四日市市)の耐熱食器は、機能性を追求したシンプルなデザインで、オーブンやレンジからそのまま熱々の料理を食卓に出せることから30~40代に人気だという。そのほか、「盛岡にないもの」として、東京・神楽坂などに店舗を持つ和コスメのブランド「まかないコスメ」(ディーフィット、本社=東京都新宿区)の商品をそろえた。

 一方、地元のメーカーらと共同で立ち上げたのが介護食器のブランド「てまる」。県工業技術センターによる指導の下、磁器工房の「陶來」(滝沢村)、漆食器の「東北巧芸舎」(同)、木工細工の「みのり工房」(洋野町)とともに、要介護者向けながら器としての魅力を追求した商品を開発した。既製品のほかオーダーメードにも対応する。

 「扱う商品は、どれも生活の中で使ってもらえるものをラインアップした」と長沼さん。「ただ、店の名前のせいで大工の職人さんがやってくることもある」と笑う。

 商品は、4th marketの鍋(3,990円)、耐熱プレート(2,100円)、まかないコスメのこんにゃくスポンジ(735円)、和風タオル(1,260円)、蚊帳の生地で作ったふきん(840円)、てまるの介護食器(2,000円~)など。

 営業時間は11時~20時。木曜定休。

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