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滝沢村で「鍋野菜」収穫する農業体験実施-安近短な週末レジャーを提案

前回に行われた調査事業の様子。収穫したのはサトイモ

前回に行われた調査事業の様子。収穫したのはサトイモ

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 滝沢村の農家で10月30日、「鍋野菜」やリンゴを収穫する農業体験型のモニターツアーが行われる。

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 同ツアーは、滝沢村観光協会が、新たに着地型観光の調査と創出を目的とした事業で、同村から委託されたNPO法人学生ビジニティいわて(滝沢村、TEL 019-643-0235)が実施・運営する。
 各地を回る従来のバスツアーではなく、「安近短」な個人旅行を提案しながら、地域の農業の活性化も視野に入れる。遠方からの集客よりも、近隣の市町村からの集客をイメージした点が特徴で、週末に気軽に楽しめる「レクレーション」としての利用を期待しているという。今回を含めて全4回の開催予定。

 モニター事業を運営する同NPO法人の佐々木正人さんは「着地型観光は『地元発』が大切。地域の人に利用されるメニューを整えたい」と話す。「採れたて野菜はけっこうあるが、『熟れたて野菜』はあまり食べたことはないのでは。摘み取る前に熟した野菜がどんな味か、ぜひ試してもらいたい」とも。

 体験モニターへの参加料は1人2,800円。同伴者は1人300円。

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