全国で古着チェーン「ドンドンダウン・オン・ウェンズデー」を運営するDonDon up(ドンドンアップ、盛岡市菜園)が10月18日、買い取り専用サイトを開設した。
これまで店舗を中心に古着の買い取りをしてきたが、同サイトを利用することで客は店舗に行かなくても古着を買い取ってもらえる。買い取りはブランドアイテムに限定。対象ブランドは「A BATHING APE」「BEAMS」「roar」などで、詳細はウェブサイトにリストを掲載する。
買い取りには宅配便を使う仕組みで、客はサイトを通じて買い取り依頼の申し込みをすると同社オペレーションセンターから返送用の着払い伝票を同梱した段ボールが届き、これに古着を詰めて送り返す。いったん同社で査定してから了解を得た段階で、利用客の銀行口座に査定金額を振り込む流れ。
引き取り用の段ボールはレギュラーサイズとビッグサイズの2種類で、1回の買い取りに3箱まで利用できる。ビッグサイズなら3個で100着ぐらいは入るという。買い取り額に不満のある場合は、送料を同社負担で返品する。
「競合他社が増えてきたこともあり、買い取りを強化するためにこの仕組みを導入した」と同社広報担当者。「ブランド品を買い取ることで、これまで以上にファッション性の高い商品をラインナップできれば」と話す。