商店街のアーケードを利用したフラッグアート展が、盛岡市内の商店街「ホットライン肴町」で行われている。
「盛岡フラッグアート2007 in 肴町」と題した同イベントは、長さ約3メートルの布製の「フラッグ」にアクリル絵の具で色とりどりの手描きの絵を描き、同商店街のアーケードを彩るイベント。「夢」「あいさつ」「花と緑」「私たちのまち」「想い出」をテーマに43点が掲出された。
掲出されるフラッグアートは、小学校や福祉施設、子育てサークル、おやじの会など、すべて盛岡市民の手による作品ばかり。9月9日と22日にプレイベントとして行われたフラッグ作成会では、応募に名乗りを上げた市民らがホットライン肴町の路上で作品づくりに取り組んだ。
同イベント実行委員会の花井おさむさんは「お金もあまりかからない上に芸術的な刺激を得られるのがフラッグアートのいいところ。作品をつり下げられるアーケードの利点も上手に活用したイベントではないか」と話している。
同イベントは、肴町商店街の青年部が岐阜県岐阜市の神田町通りで行われるフラッグアートイベントをモチーフに6年前に始めたもの。展示は10月31日まで。