「もりおか映画祭2009」が11月6日~8日、盛岡の映画館通(盛岡市大通)を中心とした映画館で開催される。
同イベントは、2006年まで13年間行われた「みちのく国際ミステリー映画祭」を引き継ぐ形で毎年秋に実施するもの。盛岡市などが中心となって組織する実行委員会が開催する。
期間中、新旧合わせて10作品を上映。オープニング上映は人気脚本家の宮藤官九郎さんが手がける最新作「なくもんか」(主演=阿部サダヲさん)をプレミア上映。クロージングでは、小池徹平さん主演の「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」を上映するほか、盛岡市出身で「楢山節考」(1983年カンヌ映画祭パルムドール受賞)を手がけたカメラマン、故・栃沢正夫さんを特集し、同作品のほか「女衒(ぜげん)」「千利休・本覺坊遺文」「愛する」を上映。その功績をたたえる。
作品上映のほか、関連イベントとして駅ビルフェザン(駅前通)で「映画ポスター展」、盛岡市出身の「ハゲタカ」大友啓史監督やジャパンフィルムコミッションの寺脇研理事などを招いたシンポジウム「映画でいきいきまちづくり」も開催し、「映画の街・盛岡」を盛り上げる。
上映館は盛岡ピカデリー、盛岡中劇、盛岡フォーラム、アートフォーラム。チケットはカワトク、アネックス・カワトク、大通佐々木電気ほか上映館で販売。上映スケジュールはサイトで確認できる。