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盛岡市子ども科学館が「皆既月食を見る会」 鑑賞しやすい機会に楽しんで

盛岡で見える皆既月食の時間や位置を解説するプラネタリウムの投影映像

盛岡で見える皆既月食の時間や位置を解説するプラネタリウムの投影映像

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 盛岡市子ども科学館による「皆既月食を見る会」が3月3日18時30分から、中央公園(盛岡市本宮)の立志の丘で開催される。

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 皆既月食は地球の影に月が入り、赤みを帯びて見える天体現象。同館では、開館日で子どもが観測しやすい時間帯に天文現象が起きる時には観察会を開いているが、前回全国で皆既月食が見られたのは2025年9月8日の深夜だったため開催していない。今回は3月3日の19時前から月食は始まり、子どもたちも観察しやすい時間であることから企画した。

 「ここ数年で、観測するのに最もいいタイミングの皆既月食」と担当者の三浦圭裕さん。「次に日本全国で皆既月食が見られるのは2029年1月1日の深夜。今回と同じような時間帯だと2033年10月でまだ先のこと。好条件のタイミングで観察してもらいたい」と話す。

 当日は東の空で18時50分に少しずつ月が欠ける「部分食」が始まり、月はゆっくり上っていく。20時4分に月が地球の影に完全に入り込む「皆既食」となり、月は「赤銅色」とも呼ばれる赤みを帯びた独特の色に見える。20時34分に皆既食の最大となり、21時3分に皆既食が終わり、22時18分には部分月食が終了する。観察会では月食が始まる前から皆既食が終わる頃までを観察する。

 同館の駐車場を利用して星空観察や天体観測などを行っているが、月が見える位置に建物があり、今回は観測に向かないことから、隣接する中央公園内の小高い丘の上を選んだ。2021年にも部分月食の観察会を開いている。

 加えて、同館のプラネタリウムでその日に見える星などについてテーマを設けて解説する「星空の時間」は、2月のテーマを「皆既月食」とし、月食の仕組みや宇宙からの見え方、月食が赤く見える理由などを紹介。3月3日当日の月の位置や高さなども解説する。

 三浦さんは「当日観察会に来られなくても、時間と方角が分かれば自宅でも観察しやすい。プラネタリウムでの解説を覚えて帰ってもらえれば。東から南にかけての方角、19時30分ごろから見始めると、部分食から皆既食までじっくり観察できると思う。観察会に来る皆さんは、夜はまだ寒いので暖かい格好で参加して」と呼びかける。

 参加無料。申し込み不要。中学生以下は要保護者同伴。20時40分終了。悪天候時など中止の場合は当日16時30分にウェブサイトとXで知らせる。

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