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盛岡市子ども科学館で「ベビープラネタリウム」 おしゃべりも泣き声も大歓迎

「ベビープラネタリウムも通常の子どもの時間も赤ちゃん連れ大歓迎」と笑顔の三浦さん

「ベビープラネタリウムも通常の子どもの時間も赤ちゃん連れ大歓迎」と笑顔の三浦さん

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 盛岡市子ども科学館(盛岡市本宮)で11月12日・26日、乳幼児と一緒に楽しむ「ベビープラネタリウム」が開催される。

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 「ベビープラネタリウム」は昨年始まった企画で、「赤ちゃんを連れてプラネタリウムを利用するのは不安」「まだ早いかもしれない」といった声を受け、同館を含めた全国5カ所の施設で乳幼児向けのプログラムを制作し、一斉に投影を行った。同館では好評を受けてその後も投影を継続し、今回が4回目となる。

 同館のプラネタリウムでは現在、その日の夜に見える星空の解説や詳しい天文の話をする「星空の時間」、プラネタリウム向けの映像作品などを投影する「映像の時間」、子ども向けのプログラムを投影する「子どもの時間」の3種類を行っている。「子どもの時間」も乳幼児連れの来場を歓迎しているが、遠慮する親が多いという。

 担当者の三浦圭裕さんは「通常の子どもの時間も赤ちゃんと一緒に来てほしい。でも、『まだ早いかな』『騒いだらどうしよう』といった心配の気持ちも分かる。ベビープラネタリウムは赤ちゃんや小さな子どもと一緒に見るのが目的の時間で、楽しい雰囲気なので安心してもらえれば」と話す。

 ベビープラネタリウムでは、小さな子どもが知っている歌に合わせて、星座などに関連する動物たちのイラストが登場し、音楽やイラストと一緒に星空を楽しむ。時間は約30分で、投影中は子どもたちが泣いたり、騒いだり、自由に話したりしても安心して鑑賞できる。

 これまでも多くの親子連れが利用し、普段のプラネタリウムとは違ったにぎやかな雰囲気でスタッフも楽しんで投影を行っているという。「投影開始直後は泣き出す子も多いが、次第に笑い声も増えてくる」と三浦さん。「ベビープラネタリウムは泣いても、お話をしてもOK。初めてのプラネタリウム挑戦も応援したい」と呼びかける。

 開催時間は両日13時30分から。料金は大人=300円、4歳~中学生=100円、4歳未満無料。定員は160人。当日9時から入場券を販売する。

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