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浜藤ZINEマーケット開催に向けて出店募集 本を通じた交流の場に

会場となる浜藤ホール

会場となる浜藤ホール

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 「もりおか町家物語館」(盛岡市鉈屋町)が現在、個人が作る小冊子「ZINE」や自主制作本を中心に販売するブックイベント「浜藤ZINEマーケット2025」の参加者を募集している。

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 同館では、旧岩手川酒造の酒蔵を改修した「浜藤ホール」を活用し、2018(平成30)年から古本や読書グッズなどを販売する「浜藤古本市」を開催。現在は「浜藤ブックマーケット」という名称に変えて、本にまつわる複合イベントとして継続している。「ZINEマーケット」は、ブックマーケットの出店者にZINEや自主制作本を販売する人が多かったことから昨年1月に初開催。15組が出店し、ブックマーケットとは異なる客層が集まり盛り上がったという。

 好評を受けて今年は3月9日に開催予定で、出店者の募集など準備を進めている。出店者はZINEや自主制作本、オリジナルの読書グッズを販売する個人・グループで、ZINEと自主制作本のジャンルは公序良俗に反しない限り問わない。出店区画は抽選で決定し、1区画は幅1.8メートル、奥行き1.5メートル以内。搬入出と店番は出店者が行い、販売に必要な釣り銭、陳列や装飾に必要な物は各自で準備する。長机1台と椅子は会場備え付けの物を使用できる。

 もりおか町家物語館の担当者は「さまざまなジャンルの本が集まる機会なので、新たな発見や本を通じた交流の場になればうれしい。開館から10年が経過したが、市民でも町屋物語館を知らないという人もまだまだ多い。出店を通じて施設やイベントを知るきっかけにつなげたい。初めての人も気軽に参加して」と呼びかける。

 出店料は1,500円。申し込みは出店申込書の持参またはFAX、郵送、メールのほか、ウェブのメールフォームでも受け付ける。1月31日必着。出店者数は17組を予定し、応募多数の場合は抽選。10組に満たなかった場合は中止する場合がある。

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