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小学生がZOOMOの魅力と活動を発信 手作りリーフレットで思いを伝える

自分たちの活動について説明しながらオリジナルリーフレットを渡す児童たち

自分たちの活動について説明しながらオリジナルリーフレットを渡す児童たち

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 岩手大学教育学部付属小学校の4年生が12月10日、肴町商店街アーケード内で盛岡市動物公園ZOOMO(盛岡市新庄)のPR活動を行った。

児童らが作成したリーフレットの一部

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 児童らは6月に校外学習でZOOMOに来園。職員や獣医師から話を聞いた後、自分たちで調べ学習を行い、同園の理念や活動、魅力だと感じたところ、新たな動物病院の建設に向けた取り組みなどについてまとめ、2カ月ほどかけてオリジナルリーフレットを作成した。

 リーフレットの内容は児童ごとに異なり、自然に囲まれた施設であることや、動物病院の建設に向けて企業版ふるさと納税制度を活用していること、園内でどのような体験ができるか、どのような動物が暮らしているか、職員へのインタビューなどを文章やイラストでまとめている。

 富樫明加(さやか)さんは園内で昆虫採集などの活動を行う「昆虫採集クラブ」について紹介。「特に人気だと知ったので、リーフレットで紹介しよう思った。伝わりやすいようにイラストを描いて、飼育員から聞いたこっそり情報も載せて、楽しんでもらえるようにした」と話す。

 新しい動物病院の建設について取り上げた千葉海和(うみな)さんは「読んだ人にZOOMOのことをしっかり知ってもらえるよう、魅力や新しい動物病院を建てるために協力してほしいことをまとめた。ZOOMOは新しくなって動物が見やすくなり、自然が豊かなところも環境にいいと思う」と話す。

 児童らは16グループに分かれ、商店街を訪れた人にリーフレットやZOOMOのチラシを配布。「ZOOMOのPR活動をしています」と大きな声を出して呼びかけ、リーフレットを渡すときには自分たちの活動やZOOMOについて説明し、リーフレットの内容を紹介してから手渡す様子が見られた。受け取った人は「自分で調べて作っているのがすごい」「あとでじっくり読みたい」と伝えていた。

 ZOOMOの辻本恒徳園長は「子どもたちが自分たちで調べたことを、それぞれの発想でまとめて、一人一人が個性豊かに発信してくれた。どれも完成度が高く、自ら進んで調査や学習をしてくれているのが何よりもうれしい」と笑顔を見せる。

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