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いわて盛岡シティマラソンに合わせて「まち歩き」 ランナー目線の内容も

いわて盛岡シティマラソンのフルマラソンコースになっている岩手銀行赤レンガ館前

いわて盛岡シティマラソンのフルマラソンコースになっている岩手銀行赤レンガ館前

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 「ディープな盛岡まち歩きガイドツアー」が10月26日・28日、いわて盛岡シティマラソン実行委員会と旅行会社「トラベル・リンク」が共同で開催する。

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 いわて盛岡シティマラソンは2019年に始まり、6年目を迎える。今年は10月27日に42.195キロのフルマラソンと、12.1キロのファンランを開催。ら「マラソンと観光を組み合わせて大会の前後に何かできないか」という実行委員会側の提案をトラベル・リンクが受け、共同で企画を開始したという。

 トラベル・リンクの担当者・村田青葉さんは「前々から大会で走って帰るだけではもったいないので、盛岡に滞在してもらいたいという気持ちがあった。さまざまな観光の楽しみ方ががあるが、名所をコンパクトに回る街歩きがちょうどいいのではないかと考えた」と話す。

 ランナーとして今年のフルマラソンに参加する自身の経験に照らし、ランナーと街歩きの相性については、「マラソンの前日は足を休めた方がいいし、翌日は疲れているだろうし、それでも観光したい人もいるだろうしと考えると、未知数」と村田さん。街歩きのコースにはランナー目線を取り入れ、負担が少ない短距離でマラソンに関わる内容を盛り込んだ。用意する2コースは、中心市街地の名所をコンパクトに回る2.5キロほどのAコースと、マラソン好きで「走る家具屋」とも呼ばれる平山貴士さんが店主を務める家具店「Holz(ホルツ)」を訪問し、今回のコースや盛岡のラン事情を聞く2キロほどBコース。大会前日の26日は2つのコースで開催し、大会後の28日はAコースのみで開催する。

 街歩きでは、大会で走るコースの一部を通るほか、マラソンの前後に食べてもらいたい地元グルメも紹介。コースの下見や大会前の足慣らし、大会後のリカバリーとして参加しやすいルートを設定した。

 「ランナー同士の情報交換や交流にもつなげてほしい」と村田さん。「私もランナーなので、ツアーに参加する皆さんに今年のコースについて情報を伝えたい。大会当日にはツアーの参加者同士で励まし合えるかもしれない。走っている最中に『昨日ここ歩いたな』と思い出したり、翌日に『走ってる時には気付かない魅力があるな』と楽しんだりできる街歩きになれば」と話す。

 開催日時は、Aコースが26日=13時~と15時30分~、28日=10時30分~。Bコースは26日=15時30分~。参加費は3,000円。定員は各回10人。申し込みはウェブサイトの専用フォームなどで受け付ける。

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