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ZOOMOが初のオリジナルぬいぐるみ ピューマのタフとニーナをモデルに

目の色をこだわって再現したタフ(左)とニーナ(右)のぬいぐるみ

目の色をこだわって再現したタフ(左)とニーナ(右)のぬいぐるみ

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 盛岡市動物公園ZOOMO(盛岡市新庄)内が現在、直営ショップ「asHiato by ZOOMO(アシアトバイズーモ)」で同園初のオリジナルぬいぐるみ「ぽちゃまるピューマ」を販売している。

ぬいぐるみがたくさん並ぶ様子がかわいいと来園者から人気という売り場(関連画像)

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 販売開始は9月中旬。同園のスタッフらが訪れた展示会で丸い形が特長のぬいぐるみシリーズ「ぽちゃまる」を見たことをきっかけに開発した。企画から携わる天沼友恵さんは「ピューマのぬいぐるみを作っているメーカーは少なく、この形でピューマのぬいぐるみがあったらいいのにと思いついた」と話す。メーカーに「オリジナルのぬいぐるみを作れないか」と相談すると、後日、ピューマのぬいぐるみの試作品が送られてきたという。

 ショップでは同園で飼育している動物を中心にさまざまなメーカーのぬいぐるみを取り扱っているが、同園にいる個体とは色や模様などが異なる。「ZOOMOにいる個体と同じ色や模様のぬいぐるみがあれば、ファンも喜ぶのではないかと考えていた」と天沼さん。ピューマのぬいぐるみも、同園にいる雄のタフと雌のニーナに似せることができないか相談すると、目のボタンの色を変えることができたため、タフのブルーグレーの目とニーナの黄金色の目を再現。ボタンのサンプルを見ながらスタッフらで何度も話し合って色を選んだ。

 販売を始めると、2週間ほどで入荷個数の3分の2以上が売れた。来園者だけではなくスタッフからの人気も高く、ピューマの飼育担当者からも「これは欲しい」と評価を受けた。県外からのファンからの問い合わせも多いという。

 今後のオリジナルぬいぐるみの企画については未定だが、「ZOOMOの子のぬいぐるみを増やしたい思いはある」と天沼さん。「ZOOMOを訪れる人の中には、特定の個体のファンも多い。ZOOMOのショップに置くぬいぐるみなら、ZOOMOにいる個体となるべく同じ姿だとファンの皆さんもうれしいはず。園内を回る前後にショップに立ち寄ってもらって、『ここにこの子がいるんだね』『さっき見た子だね』と話してもらいたい」と話す。

 価格は1,210円。開園時間は10月31日まで=9時30分~16時30分、11月~3月31日=10時~16時(入園は閉園時間の30分前まで)。ショップの利用は入場無料。

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