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盛岡市シェイクアウト今年も 3つの動作で1分間の地震訓練

過去のシェイクアウト訓練の様子(写真提供=盛岡市)

過去のシェイクアウト訓練の様子(写真提供=盛岡市)

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 盛岡市が9月4日11時から、地震の発生を想定した一斉防災訓練「盛岡市シェイクアウト」を実施する。

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 シェイクアウトは2008(平成20)年に米国で始まった、地震に備えるための防災訓練。「シェイクアウト」は「地震の揺れに備えろ」という安全行動の掛け声をイメージした造語で、指定された日時に、自宅や職場、学校など自分がいる場所で身を守る行動を一斉に行ってもらう。盛岡市では2016(平成28)年から、毎年9月1日の「防災の日」に合わせて市内全域でシェイクアウトを実施している。

 当日は、発生する地震の震度を5、強いところでは震度7を想定し、コミュニティーFM局「ラヂオもりおか」の放送と岩手県が運用する「いわてモバイルメール」からのメール配信、スマートフォンアプリ「ヤフー防災速報」のプッシュ通知を合図に訓練を開始する。

 参加者には、自分がいるその場所で身を守るための3つの安全確保行動を実践してもらう。安全確保行動は、「まず低く」=強い揺れで倒れる前に姿勢を低くして地面に近づく、「頭を守り」=固定された机や手荷物などを使って頭を守る、「動かない」=揺れが収まるまで(訓練では約1分間)は動かない。

 市ではシェイクアウト終了後に「プラスワン訓練」の実施を推奨。内容の例として避難訓練や安否確認訓練、応急救護訓練、防災学習、備蓄品の確認、防災マップを使った危険箇所の確認、AEDの位置確認などを挙げている。

 訓練前日の9月3日17時まで市ウェブサイトの専用フォームなどで参加団体と人数の事前登録を行っているほか、終了後には参加者向けのアンケートへの協力も呼びかけている。

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