さまざまなボードゲームが体験できるイベント「世界のボードゲームであそんでみよう」が8月5日・6日と24日、岩手県立図書館(盛岡市盛岡駅西1)で開催される。
企画したのはボードゲーム好きの相馬匠吾さん。青森県の図書館でボードゲームのイベントを行っていたのを知り、同館でもやってみたいと考えていたが、コロナ禍の影響で実現できずにいたという。規制緩和によりイベントが再開される中、他のスタッフから「ボードゲームのイベントをやってみないか」と声をかけられ、企画を立ち上げた。
相馬さんは「図書館でボードゲームのイベントというのも珍しいように感じるが、岩手県立図書館はさまざまなイベントを行ってきたので、ボードゲームもありだと考えてきた。開催できてうれしい」と話す。
今回は約40種類のボードゲームを用意。海外製のものを中心に、サイコロを使うすごろく形式のゲームや、カードを使うゲーム、バランス感覚や反応速度を競うゲーム、同館が所蔵する防災に関連したゲームなどをそろえる。「どんなゲームがあるか説明しきれないくらい。子ども向きの簡単なゲームから、ルールが複雑な大人向けのゲーム、絵がかわいくて絵本のようなゲームまでもある。どれも遊んでみると奥深いものばかり」と相馬さん。
当日はスタッフが参加者の希望や年齢などに合わせたゲームの紹介、ルール説明、1人や少人数で来ても楽しめるよう他の参加者とのグループ作りなどを行うなどしてサポートする。
相馬さんは「子どもだけ、大人だけというものではなく、いろいろな世代の皆さんが一緒に遊べるのがボードゲームの魅力。スタッフがゲームを薦めるので、友達や家族とでも、1人でも、ふらっと立ち寄ってほしい」と呼びかける。
開催時間は各日13時~16時。対象は小学生以上。参加無料。申し込みは不要。