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「道の駅もりおか渋民」の愛称募集 広く親しまれ、口にしたくなるアイデアを

「道の駅もりおか渋民」の外観イメージパース。外壁が違う6つの棟も(写真提供=盛岡市道の駅整備推進室)

「道の駅もりおか渋民」の外観イメージパース。外壁が違う6つの棟も(写真提供=盛岡市道の駅整備推進室)

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 盛岡市は現在、2025年春に開業予定の「道の駅もりおか渋民」の愛称を募集している。

「道の駅もりおか渋民」ロゴデザイン(写真提供=盛岡市道の駅整備推進室)

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 同施設は国道4号渋民バイパス沿いに整備され、盛岡市では初の道の駅となる。市産木材を活用した木造施設は6つの棟で構成され、産直・物販店舗、レストラン、テナントエリア、新商品開発や人材育成などを行う「フューチャーセンター」などを設ける。各棟の外壁には渋民出身の石川啄木の歌集「一握の砂」に収録された作品のうち、故郷に思いをはせて歌った6つの短歌から想起される色を用いている。

 運営コンセプトは「つどう、つながる、つむぎあう。」で、物と人が集い、物と人や人と人がつながる場所として、将来にわたって持続可能な地域をつくることを目指す。運営コンセプトを図案化したロゴデザインは、道の駅を囲む姫神山と岩手山の2つの山を上下に配置したひし形で、中央には6棟の外壁をイメージした長方形を網目のように並べ、道の駅で「こと・もの・ひと」が交わり、新しい価値やにぎわいを創出する様子を表現した。

 市では利用者や地域住民に広く親しんでもらおうと、道の駅の愛称を募集。10文字以内で、道の駅の特徴やコンセプトが感じられる愛称であること、誰にとっても分かりやすく、呼びやすいものであることなどを考慮する。応募資格は市内在住者か、盛岡にゆかりや思いがある人。1人1点まで。応募作品から市が最優秀賞を決定して愛称に採用し、道の駅の道路案内看板への表示、パンフレット、ウェブサイトなどに幅広く使用する。

 市玉山総合事務所道の駅整備推進室の担当者は「道の駅の特徴やコンセプトが伝わるだけでなく、皆さんが口にしたくなり、道の駅に来たくなるような愛称になればと思う。皆さんからの応募を楽しみに待っている」と呼びかける。

 応募は市ウェブサイトの応募フォーム、郵送、ファクス(019-683-1130)、市役所本庁舎1階・都南総合支所1階窓口案内・玉山総合事務所1階市民ホールに設置する応募箱で受け付ける。7月5日まで。

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