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「盛岡珈琲フェスティバル」今年も開催へ 新しさ取り入れとどまらないイベントへ

第10回の開催の様子(提供=盛岡珈琲フェスティバル実行委員会)

第10回の開催の様子(提供=盛岡珈琲フェスティバル実行委員会)

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 「第11回 盛岡珈琲(コーヒー)フェスティバル」が6月8日・9日、「クロステラス盛岡」(盛岡市大通3)で開催される。

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 「盛岡珈琲フェスティバル」は、「盛岡でコーヒーを愛する人たちが集う場を作りたい」という思いから、県内外のコーヒー店やコーヒー好きが集まるイベントとして2019年に始まった。岩手県内外からコーヒー店が出店するほか、実店舗を持たない事業者や営業実績が短い人の出店、学生サークルの参加、コーヒー豆の委託販売を行う無人販売企画、出展者のサポートを行う技能ボランティアの募集など、新たな試みを取り入れながら回数を重ねてきた。

 5月には「前夜祭」と題したプレイベントを初開催。実行委員長を務める「ねるどりっぷ珈琲 機屋」の店主・関基尋さんは「良いイベントになってきたと実感しているが、本当の評価は来場者の皆さんがすること。『盛岡珈琲フェスティバルは発展したな』と評価してもらえるならうれしい。『とどまらないでいること』がイベントのテーマの一つになってきた。続けてきて良かったことはそのままに、新しいことはこれからもどんどん取り入れていきたい」と話す。

 今回は過去最高となる23事業者が全国各地から出店。ドリンクの提供やコーヒー豆の販売など物販を行う。無人販売には現在10店舗を超えるエントリーがあり、台湾からの委託申し込みもある。来場者のコーヒーに関する知識を問う「コーヒー検定」も実施。合格者にはオリジナル缶バッジの進呈を予定している。当日に向け問題を考え中の関さんは「難易度は少し高めにしようかな」と笑う。

 新規出店者も増加傾向にある中、出店者同士やボランティアスタッフとの交流にも力を入れる。「イベントだけで終わらない関係づくりも大切だと思う」と関さん。「盛岡でのコーヒーイベントも増え、盛岡珈琲フェスティバルへの期待や注目をひしひしと感じる。それに応えるためにも、出店者や運営スタッフと来場者、出店者同士、出店者と運営スタッフとそれぞれのつながりを大事にしていきたい。コーヒーを愛する皆さんが互いにつながり合うきっかけになれば」と話す。

 開催時間は10時~16時。

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