見る・遊ぶ

2024年のミスさんさ踊り決まる 情熱あふれる5人で盛り上げ誓う

2024年のミスさんさ踊りに選ばれた5人。(左から)上平さん、大坪さん、川村さん、廣内さん、外山さん

2024年のミスさんさ踊りに選ばれた5人。(左から)上平さん、大坪さん、川村さん、廣内さん、外山さん

  • 2

  •  

 盛岡の夏の風物詩「盛岡さんさ踊り」のPRなどに取り組む「2024ミスさんさ踊り」を決めるコンテストの最終審査が5月11日、「プラザおでって」(盛岡市中ノ橋通1)で行われ、5人のミスさんさが選出された。

[広告]

 今年は昨年より16人多い64人が応募。応募者が60人を超えるのは、これまでのコンテストでも珍しいという。書類審査と1次審査を通過した12人が、家族や友人、市民らが見守る中、最終審査に臨んだ。

 12人がステージ上で1人ずつ自己紹介やPRを行い、17人の審査員からは「ミスさんさとして活動する上で何が重要だと思うか」「祭り本番は緊張すると思うが、どのように乗り越えるか」「5人のチームワークを良くするためにどうするか」といった質問があった。最後に審査委員長の鈴木稔さんから「さんさ踊りに対する思い、情熱を聞かせてほしい」と問われ、候補者はそれぞれ「踊り・太鼓・笛などが一体になったリズムを聞くと心臓が爆発しそう」「47回の中で今年が一番良かったといわれるさんさ踊りにしたい」「自分たちの踊りを見て『私もミスになりたい』と思ってもらえるように頑張りたい」など、熱い思いを伝えた。

 審査の結果、「2024ミスさんさ踊り」に選ばれたのは、上平佳歩さん、大坪小百合さん、川村紀子さん、廣内佳奈子さん、外山瑠璃子さん。鈴木さんは「今年のコンテストは激戦で、12人が全員さんさ踊りの花になれる素晴らしい魅力があった」と評価した上で、「これから厳しい練習や研修が続くが、一番大事なのは5人のチームワーク。素晴らしい2024年のミスさんさを目指し、5人で頑張って」と激励した。

 審査後のインタビューで、上平さんは「ミスさんさは憧れの存在。夢がかなった。4人と一緒に、歴代のミスさんさが築いたパフォーマンスを引き継ぎたい」、大坪さんは「盛岡さんさ踊りをもっと多くの人に知ってもらうために、仲間と協力して一年間やり遂げたい」、川村さんは「どんな厳しい練習も汗を流して頑張る。その汗が8月の本番につながると思う」、廣内さんは「審査中はとても緊張していたので、選ばれて驚いている。前向きさが取りえなので前向きに努力したい」、外山さんは「絶対にミスさんさになりたいと思って研究してきた。さんさのために今日まで過ごしてきた。とてもうれしい」と、それぞれ喜びや決意を話した。

 5人は今後、研修で盛岡やさんさ踊りの歴史やミスさんさ踊りとしての立ち振る舞いなどを学び、6月から踊りの特訓を積み、7月に三ツ石神社で行われる奉納演舞で初披露。8月1日から始まるパレードの先頭で踊るほか、盛岡・岩手の魅力を全国に伝える親善大使として1年間を通じて県内外での派遣活動に取り組む。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース