サッカーJ3「いわてグルージャ盛岡」の監督・選手らが3月12日、ホーム開幕戦を前に盛岡市役所を訪れ、内舘茂市長を表敬訪問した。
2月のシーズン開幕後、同チームはここまで2試合をアウェーで戦い、両試合とも引き分けている。3月17日にいわぎんスタジアム(盛岡市永井)で行われるホーム開幕戦は、ガイナーレ鳥取と対戦。市役所を訪れた中三川哲治監督、弓削翼キャプテンらは、内館市長にホーム開幕戦に向けて意気込みを伝え、勝利を誓った。
内館市長は「ホーム開幕戦を楽しみにしてきた」と笑顔を見せ、「今のところ引き分け続きなので、盛岡でのゲームで勝利を挙げて市民・県民を盛り上げてほしい」と激励。今シーズン、新しい選手が多く加入したことにも触れ、「クラブスローガンの『一岩(いちがん)』の通り、皆さんで力を合わせて戦ってほしい」と伝えた。
内館市長の言葉を受け、弓削キャプテンは「昨シーズンはホームで勝つ試合が少なかった。今シーズンは開幕から勝ちたい。試合開始から終了のホイッスルが鳴るまでアグレッシブに戦い、必ず勝って、サッカーが元気や勇気を与えることを、市民・県民の皆さんに証明したい」と誓った。
中三川監督は「1、2節は引き分けで悔しい思いをした。ホームではその悔しさをばねに必ず勝つ。そのためには、失点をゼロに抑え、チャンスで点をしっかり取ることが重要。守りの強度と攻撃を修正し、当日を迎えたい」と意気込んだ。