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「盛岡台湾ハッピーフェス」今年も 台湾とのつながり深め、コンテンツ充実

前回の「盛岡台湾Happy Fes」でのトークショーの様子(写真提供=盛岡台湾Happy Project)

前回の「盛岡台湾Happy Fes」でのトークショーの様子(写真提供=盛岡台湾Happy Project)

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 クロステラス盛岡(盛岡市大通3)のほか、市内中心部の商業施設などで2月10日から、台湾をテーマにしたイベント「盛岡台湾Happy Week&Happy Fes」が始まった。

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 同イベントは、市内の観光事業者や商業施設などによるグループ「盛岡台湾Happy Project」が2020年から行っている。新型コロナウイルスの影響を受ける事業者同士が集まる中で、「感染拡大を抑えていた台湾から学び、リスペクトを送ろう」という声が出たことをきっかけにプロジェクトを立ち上げた。その後、市内外の台湾好きや、台湾在住者なども関わり、交流の輪が広がり続けている。コロナ禍による移動制限なども緩和され、前回は台湾からの出店も実現した。

 実行委員会事務局の北田公子さんは「盛岡から台湾への思いを伝えようと始まったイベントだが、イベントのことを覚えていてくれる人や、関わってくれる人も増え、気軽なコンテンツからマニアックなものまで充実してきた。皆さんの好きなジャンルを選んで台湾に親しみを持ってもらいたい」と話す。

 台湾の旧正月「春節」に合わせて、今年は2月10日からプレ企画の「Happy Week」がスタート。MOSSビル4階の特設コーナーでは台湾在住のジャーナリスト・片倉佳史さんの写真展が開かれているほか、盛岡駅ビルフェザンでは14日から「ポップアップ盛岡台湾」として、日替わりの出店者が台湾に関連した食品などを販売する。

 23日~25日に開催する「Happy Fes」はクロステラス盛岡を会場に、トークショーを中心としたステージイベントや台湾関連の食品や雑貨の販売、パネル展示を行う。23日は前夜祭として、ボードゲーム「カタンの開拓者たち」の盛岡台湾交流戦や、台湾のボードゲームの試遊・販売を実施。同日14時からは、「盛岡という星で BASE STATION」で台湾を舞台にした映画「恋恋豆花(レンレンドウファ)」の上映会も行われる。

 24日・25日のステージイベントは、日本と台湾にルーツを持つシンガーソングライター・洸美-hiromi-さんのミニライブ、台湾で働く日本人や台湾留学中の学生によるリポートのほか、観光や歴史、震災支援などのテーマで展開。一部は台湾現地とオンラインでつないで行う。

 「コンテンツが多すぎて紹介し切れない」と笑顔を見せる北田さん。「実際に台湾にいる皆さんと交流できる場面も増え、これまでよりも台湾とのつながりが深くなった。ウイークで楽しみつつ、フェスで盛り上がってもらいたい」と呼びかける。

 「盛岡台湾Happy Fes」は23日=14時から、24日・25日=10時30分からステージイベントを開始。期間中の内容と会場、ステージイベントのタイムテーブルはウェブサイトに記載する。

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