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ベアレン「チョコレートスタウトヴィンテージ」今年も じっくり熟成楽しんで

北山工場直売所の棚に並ぶチョコレートスタウトヴィンテージ(手前)

北山工場直売所の棚に並ぶチョコレートスタウトヴィンテージ(手前)

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 「ベアレン醸造所」(盛岡市北山1)が2月1日、冬季限定ビール「ベアレン チョコレートスタウトヴィンテージ2024」を発売した。

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 同社は2005(平成17)年に国内で初めてチョコレートやカカオのような風味を感じられるチョコレートビール「チョコレートスタウト」を発売。原材料に高温で焙煎(ばいせん)した麦芽「チョコレートモルト」を使うことで、カカオの甘い風味や香ばしい香り、ほろ苦さを感じられるが、カカオや香料は一切入っていない。発売以来、バレンタインデー向けの商品として人気を得てきた。

 「チョコレートスタウト」を濃厚な味わいと高アルコールが特徴の「インペリアルスタウト」というスタイルで仕上げた「チョコレートスタウトヴィンテージ」は2010(平成22)年に発売。通常のチョコレートスタウトに加えて、味わいの幅を広げようと企画したという。ヴィンテージという名前は、アルコール度数が高いため長期熟成に耐えられることから名付けた。

 今年の「チョコレートスタウトヴィンテージ」はアルコール度数が9.5%で、同社が製造する商品の中でも最高の度数。焙煎した麦芽の香ばしさと重厚な飲み応えを感じられる味わいで、時間をかけてじっくり飲み進めることで、温度変化による香りや味の違いも楽しめるという。最長3年間の長期熟成が可能なため、その年ごとの味わいも比べられる。社長の嶌田洋一さんは「複数本購入してもらうと、買ったばかりの時の味と時間がたった後の味を比べられるのでお勧め。味の濃い料理やビターチョコレートとの相性も良い」と話す。

 現在販売しているチョコレートスタウトのシリーズは、原材料に乳糖を使った「ミルクチョコレートスタウト」のほか、今年新たに発売したライトな味わいの「ドライチョコレートスタウト」、市内のコーヒー店「Nagasawa COFFEE」が監修したコーヒー豆を使った「コーヒースタウト」を含め、5種類。「味の好みや飲むシーンによって選んでもらいたい」と嶌田さん。「どれも濃色のビールで見た目はそっくりだが、味はそれぞれ違う。飲み比べを楽しんで、皆さんが好きなビールを見つけてもらえれば」と呼びかける。

 価格は330ミリリットル=573円。数量限定。同社北山工場直売所、ウェブショップ、直営レストランのほか、県内のスーパー、百貨店、県外のアンテナショップで取り扱う。

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