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盛岡で「カタン」の交流大会「もりおカタン」 台湾交流戦に向けた代表も決定

Aクラスの最終戦。1位~4位の参加者が集まるテーブルでは白熱した展開が繰り広げられた

Aクラスの最終戦。1位~4位の参加者が集まるテーブルでは白熱した展開が繰り広げられた

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 ボードゲーム「カタンの開拓者たち」の交流大会「もりおカタン2024 vol.1」が2月4日、「盛岡という星で BASE STATION」(盛岡市菜園1)で開催された。

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 「カタンの開拓者たち」はドイツで生まれたボードゲームで、無人島「カタン」を舞台にプレーヤーたちが島を開拓していくゲーム。さいころを振って資源カードを集め、街道や開拓地、都市などを建設しながら、一番先に島を発展させた人が勝利する。プレーヤー同士が交渉して資源カードを交換することもでき、戦略や運のほか、協調性や交渉力も重要になってくる。

 交流大会「もりおカタン」は市内でボードゲームを販売する「ボードゲーム盛岡ラボ」が主催し、今回が2回目。2月23日に開催予定の台湾のプレーヤーとの交流戦「盛岡 VS 台湾 カタン対決!」に向けた盛岡代表決定戦も兼ねたAクラスと、初心者向けのBクラスで対戦を行った。参加者は両クラス合わせて30人を超え、子どもから大人まで幅広い世代が競い合った。中には県外からの参加者もいたという。

 「ボードゲーム盛岡ラボ」代表の金田一泰祥さんは「子どもも大人も、外国の人とも同じルールで遊べるのがカタンの良さ。初対面の人ともゲームを通じてつながれる不思議な魅力がある。目標は大会の規模を今よりも大きくすること。もっともっと盛り上げたい」と話す。

 参加者らは4人が1つのテーブルに着き、制限時間1時間の中で対戦。相手を変えながら全3回戦を行い、参加者らはさいころの出目に一喜一憂しながら対戦を楽しんだ。Aクラスの3回戦は2回戦までの順位ごとに各テーブルに分かれ、1位~4位の参加者が集まるテーブルでは白熱したゲーム展開が見られた。

 台湾のプレーヤーとの交流戦にはAクラスの優勝者と、Aクラスに参加する小中学生の中で1位の参加者が出場。前回大会の優勝者・そうさんが連覇したが、台湾交流戦への出場を希望しなかったため、3位のアキさんと小中学生枠のマフィさんが盛岡代表として台湾交流戦に出場する。

 そうさんは「運も味方し連覇することができた。初めて会う人とも楽しめて、改めてカタンというゲームの懐の広さを感じた」と喜びを話し、「アキさんにも台湾戦で頑張ってほしい」と応援。アキさんは「勝ち負けに関わらず、台湾の皆さんと楽しんでカタンができたら」と笑顔を浮かべた。マフィさんも「勝てるかどうかは分からないが、やれるだけやる。楽しみたい」と意気込んだ。

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