盛岡市は現在、開運橋の冬のライトアップを行っている。
市は季節やイベントの開催時期に合わせ、盛岡駅側と中心市街地側を結ぶ開運橋をライトアップしている。冬のライトアップは、冬季に盛岡へ観光や年末年始の帰省で訪れた人を迎えるとおもてなしと、PRの一環で行っている。白色のLEDライトとカラーのスポットライトでさまざまな色に変化する開運橋を楽しめる。
今年のライトアップは12月1日に始まり、24日・25日にはクリスマスをイメージする色として、サンタクロースの赤、雪の白、モミの木の緑、星の金に点灯。28日~来年1月5日は、2023年の色や来年のえと「辰(たつ)」にちなんで竜をイメージした色、平和をイメージする色などでライトアップする。
その年の色でのライトアップは昨年から行っている。2023年の色は、「日本流行色協会」が選定した「ルミナスイエロー」で明るい黄色。えとにちなんだ色の点灯は今年が初めての試みで、市観光課の担当者らが文献などを調べた上で、竜が緑で塗られることが多く、想像しやすいことから「ライムグリーン」を選んだ。
ライトアップは来年3月にも行われ、「世界緑内障週間」の期間に合わせた緑、「自殺対策強化月間」のロゴマークカラーに合わせたオレンジ・緑・ピンク・青、「世界ダウン症の日」に合わせイメージカラーの黄色と青の点灯を予定している。
担当者は「開運橋のライトアップは盛岡を訪れた皆さんや市民の皆さんへのおもてなしの思いがベースとなったイベント。毎年試行錯誤しながら色を考えているので、多くの人に楽しんでもらいたい」と話す。
点灯時間は24日・25日=17時~21時、28日~1月5日=18時~21時。