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紺屋町番屋で今年もクリスマスフェア 市内巡りも一緒に楽しんで

欧州の工芸品などが並ぶ一角。奥にはシュタイフ社のぬいぐるみも

欧州の工芸品などが並ぶ一角。奥にはシュタイフ社のぬいぐるみも

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 盛岡市の景観重要建造物を改築した交流施設「紺屋町番屋」で現在、ドイツのクリスマス雑貨などを展示・販売する「紺屋町番屋クリスマスフェア2023」が開かれている。

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 施設の洋風な建物と歴史ある風情を生かしたイベントとして、欧州などで開かれている「クリスマスマーケット」をヒントに、昨年始めた同イベント。昨年は施設内のショップスペースにコーナーを設け、ドイツの木工製品や欧州で仕入れた雑貨などを販売した。日本では目にする機会がないクリスマス雑貨もあり、多くの人から好評を得たという。

 今年はドイツ直輸入のクリスマスカードやカードゲームのほか、欧州で入手したアンティークのろうそく立て、木工製品、オルゴールが付いていて音楽が流れる「ミュージック缶」、コースター、紙ナプキンなどをテーブルいっぱいに並べる。

 施設を運営する「ほっぷすてっぷ」の代表社員・岩渕公二さんは「クリスマスカード一つを取っても、クリスマスの本場である欧州らしいデザインが取り入れられている。例えばキリスト教の要素を取り入れたイラストのカードは、日本ではなかなか見られないと思う」と話す。

 岩渕さんは以前、市内菜園でドイツのぬいぐるみブランド「シュタイフ社」の公式店「シュタイフ盛岡店」を運営。施設の開業に合わせて売り場も移動し、同店で行っていたクリスマスイベントを復活させようと考えたのも、「紺屋町番屋クリスマスフェア」を企画するきっかけになっている。今年のクリスマスフェアの目玉としては、シュタイフ社のクリスマス限定のぬいぐるみや秋冬の季節限定製品、「ザ・ビートルズ」をモチーフにしたベア、ディズニー100周年を記念したコラボレーション製品なども並べる。

 施設の近隣でもクリスマス関連のマーケットイベントの開催が続く。「紺屋町番屋でしか手に入らないアイテムはもちろん、それぞれの場所にしかない魅力がある」と岩渕さん。市内のイベントや商業施設を巡るのも一緒に楽しんでもらいたい。クリスマスや年末年始を彩るアイテムをそろえたので、大切な人や自分への贈り物を探して」と呼びかける。

 営業時間は10時~17時。月曜定休。12月24日まで。

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