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動物保護施設で「雪フェスティバル」 雪と遊び、動物への思いはせる

灯籠製作を呼び掛ける掲示

灯籠製作を呼び掛ける掲示

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 動物保護施設「ペットの里」(滝沢市)で2月1日、「ALLいわて雪フェスティバル」が開幕した。

ペット同士の交流も見られる

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 テーマは「雪と遊び、食べて、観(み)て、楽しむ28日間」。12万坪の広大な敷地を利用し、雪像や約10店舗が出店する飲食スペース、雪像、かまくらなどを配置する。約2000坪のドッグランにはそりコースを併設。犬とそり遊びを楽しむことができる。土日祝日には、ジャズピアニスト馬場葉子さんのライブや犬の訓練士によるトークショー、花火の打ち上げを行う。

 代表理事の田中亜弓さんは「いわて雪まつりが終了し、厳しい冬の期間、雪を使って楽しめる場所を作りたいと思ったのがきっかけ」と話す。

 動物保護施設らしい取り組みとして、2020年度に殺処分された犬猫の数と同じ、2万3764個の雪灯籠の製作を呼びかける。ペットの里で暮らす保護犬の犬舎見学や、犬の散歩体験、保護猫カフェ「もどき」も用意する。

 田中さんは「多くの雪が降った。雪の中で思い切り遊ぶことを楽しみに来場してほしい。初めて来場する人は、この機会にペットの里の活動に関心を持ってもらえたら」と話す。

 開催時間は9時~20時。入場料は500円(高校生以下無料)。今月28日まで。

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