「紺屋町かいわいスタンプラリー番外編 もりおか中津川まち歩きスタンプラリー 紺スタミニ」が10月1日に始まる。
「紺屋町かいわいスタンプラリー もりおか中津川まち歩きスタンプラリー」は、地域の店主などで構成する「紺屋町かいわい街並み協議会」が主催し、専用のスタンプブックを持ち、紺屋町を中心に中津川周辺地域の店舗や施設を巡りスタンプを集めるもの。毎年4月から5月にかけて開催し、「紺スタ」の愛称でも親しまれてきた。
2020年に10回を迎える予定だったが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により延期。その後、再開の見通しが立たず中止とし、10回目のために製作したスタンプブックに全●個のスタンプを集めたものと、参加賞のポストカード、10回記念のポスターをセットにして販売した。昨年と今年も中止としたが、今年の春以降は再開するイベントが増え始めたことから、「紺スタ」も来年春の開催に向けて準備を進めることを決めた。
「紺スタの準備は大体半年くらい前から始めるが、3年もやっていないと久しぶりすぎて『前はどうしていたっけ?』と思うことも多い」と紺屋町かいわい街並み協議会の森理彦さん。「運営する私たちも、参加する皆さんもまずは準備運動をして紺スタを思い出してもらおうと、番外編のミニという形で秋に開催することにした」と話す。
今回は5個のスタンプを集めるスタンプカードを販売。参加者はスタンプカードを入手し、店舗や施設を巡ってスタンプを集める。スタンプは全56個で、スタンプカードの種類は5種類。カードにはこれまでの紺スタで使われたイラストや、2017(平成29)年のスタンプラリーで橋をテーマに作られたスタンプがデザインされている。カードはポストカードとして使うことも可能。
スタンプを全て集める必要はなく、「お気に入りのスタンプを探してもらいたい」と森さん。「例えば飲食店のスタンプだけを集めたり、ネコがデザインされているスタンプだけ集めたり。自由に楽しんでほしい。秋に行うのも初めてなので、3年間の街の変化や季節ならではの風景を楽しみながら歩いてみて」と呼びかける。
スタンプカードは数量限定の5種類セット(500円)を先行販売しており、10月1日からは1枚100円で販売。販売店やスタンプラリー参加店の情報は紺スタのウェブサイト・SNSに掲載する。10月16日まで。