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盛岡市動物公園で参加型ワークショップ「緑モリモリ計画」

今回はニホンツキノワグマの展示場作りも行う

今回はニホンツキノワグマの展示場作りも行う

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 盛岡市動物公園「ZOOMO(ズーモ)」(盛岡市新庄)で9月24日・25日、参加型ワークショップ「#緑モリモリ計画 展示場を一緒に作ろう」が行われる。

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 2023年のリニューアル開園を目指し、工事を進める同園。リニューアルの一環としてスタッフが取り組んでいるのが、動物たちが過ごす展示場などを緑豊かにする「#緑モリモリ計画」。これまでは、展示場の中に草木を植えていたが、動物が踏んだり食べてしまったりするため、植物を増やしにくい環境になっていた。継続的に緑化を行うことで自然な日陰や隠れる場所を作り、野生の環境に近づけることを目指す。

 同園によると、人手不足や資金不足などの課題もあり、スタッフの力だけでは継続的に緑を増やすことは難しく、現在は同園のファンが緑化に使う植物の種や苗を寄付してくれることもあるという。今回は「市民との交流機会を増やし、一緒に動物園を作る体験を提供したい」との思いから飼育スタッフと共に展示場をつくるワークショップを企画した。

 ワークショップでは、24日にニホンリス、25日にニホンツキノワグマの展示場つくりを行う。参加者は飼育スタッフと共に展示場の中へ入り、新しく植物を植えたり、育っている植物を整えたりしながら、展示場を緑を増やす作業を行う。

 広報担当者の森敦子さんは「ZOOMOは山の中にあって、周囲には野生動物が生息する全国的にも珍しい環境の動物園。自然のサイクルの中にあるため、展示場に植えた緑は大きく育つかもしれないし、その前に食べられてしまうかもしれない。それも自然のサイクルであり、生き物が環境を作って循環していることを知ってもらいたい」と話す。

 当日は飼育スタッフがそれぞれの動物をどう育てているか、今後どのような環境を目指すのかを説明したり、これまで苦労したエピソードを話したりする時間を取る予定。SNSなどでの一方的な情報発信だけではなく、スタッフの声を直接聞く機会や、特別な思い出作りができる体験を通じて、新しい動物園へ愛着を持ってもらうのが狙い。

 森さんは「盛岡のこの場所に動物園がある意味を大切に伝えていきたい。参加者がいつかZOOMOを訪れた時に『そういえばこの展示場で木を植えたな』と思ってくれる日が来るのを楽しみにしている。一緒に動物たちが暮らす環境について考えてほしい」と呼びかける。

 開催時間は13時30分~15時。参加費は、高校生以上=5,000円、親子(小学生以上の子どもとその保護者1人ずつ)1組=6,500円。定員は24日=高校生以上5人、親子5組の最大15人、25日=高校生以上10人、親子5組の最大20人。支払いは当日現金のみ。参加申し込みは電子チケット販売サイト「PassMarket(パスマーケット)」で受け付ける。

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