岩手県は9月5日、県公式LINEアカウントの運用を始めた。
県では近年、SNSを活用した広報活動に力を入れている。今回、幅広い世代が利用しているLINEを通じて情報発信を行うために公式アカウントを開設した。
防災や各種制度など生活に役立つ情報、イベント、観光情報などをメッセージ配信する。利用者が受信設定を行うことで、興味のある分野を選んで情報を受信することもできる。配信頻度は週3回程度を想定している。
トーク画面上に表示するメニューは階層型メニューを採用し、多くの情報を掲載しながら必要なものを入手しやすいデザインにした。防災、医療・福祉、観光、SNS、注目情報の項目を設け、県公式ホームページやSNSアカウントなどに誘導する。
県広聴広報課の担当者は「利用者のニーズに合わせて情報を届けることができ、ホームページの中から欲しい情報を探す手間も少なくできると思う。まずは友だち追加してもらえれば」と呼びかける。