「いわて盛岡シティマラソン2022」がリアルとオンラインの両方で開催されることが決まった。4月2日、フルマラソンとファンランのランナー募集が始まった。

　いわて盛岡シティマラソンは2019年に初開催。2020年と2021年にも開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、盛岡市内のコースを走るリアルマラソンは2年連続で中止となり、スマートフォンアプリを利用したオンラインマラソンを実施していた。

　今年は3年ぶりのリアルマラソンを予定し、10月23日に盛岡城跡公園から盛岡市中央公園までのコースを走るフルマラソンとファンラン、22日には盛岡タカヤアリーナ内特設コースを走るジュニアチャレンジランを開催するほか、全国各地で参加できるオンラインマラソンも7月16日から30日間実施する。

　フルマラソンは42.195キロ、ファンランは8.8キロを予定。ジュニアチャレンジランは小学生を対象とし、学年によって1キロもしくは2キロを走る。オンラインマラソンは前回までと同様にトレーニングアプリ「TATTA（タッタ）」を利用して参加者の走った距離を記録し、期間中の累計走行距離を競い合う。

　大会のテーマは「おかえり。ただいま。ありがとう。」。今回こそ盛岡でもリアルマラソンを開催する思いとして、ランナーへの「おかえり」、ランナーからの「ただいま」、互いへの「ありがとう」というメッセージを込めた。

　同大会実行委員会の担当者は「オンラインマラソンも代替イベントではなく一つの種目として広がっている。リアルとオンライン、両方参加してもらえたらという考えで開催期間も少しずらしている。今年こそランナーの皆さんと盛岡で会いたい。走っている姿で地域を盛り上げてもらいたい」と呼びかける。

　申し込みはマラソンエントリーサイト「RUNNET（ランネット）」のほか、フルマラソンのみふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」で受け付ける。参加料はフルマラソン＝9,500円、ファンラン＝6,000円、ジュニアチャレンジラン＝1,000円、オンラインマラソン＝1,000円もしくは500円。定員はフルマラソン＝5000人、ファンラン＝500人、ジュニアチャレンジラン＝各学年100人。ジュニアチャレンジランの申し込みは7月3日、オンラインマラソンの申し込みは6月4日に開始する。各種目とも定員になり次第締め切り。大会要項は公式ホームページに掲載する。