八幡平市内の飲食店・宿泊施設9カ所が現在、雪だるまをモチーフにした「雪だるまフード」を提供している。
市内で行われている「八幡平・安比ゆきフェスティバル」の一環。同イベントは八幡平の冬の恒例イベントとして毎年開催し、市内の協賛店、宿泊施設、スキー場などの協力の下、雪合戦大会や打ち上げ花火、宿泊者への特典進呈など、冬の八幡平を楽しむさまざまな企画を展開している。
「雪だるまフード」はメニューを提供する各店舗が考案し、雪だるまをモチーフにした見た目に加えて、味や食材などにも工夫を凝らす。「道の駅にしね」の和風レストランでは、ご飯の盛り付けを雪だるま型にしたカレーを提供。地元食材を使ったオリジナルカレーを雪だるま風にアレンジした「雪だるまカレー」(700円)と、地元産ホウレン草を使ったピリ辛の「ほうれん草雪だるまカレー」(850円)の2種類を用意する。
八幡平ハイツの「ラウンジ白樺」では観光名所「ドラゴンアイ」をモチーフに、雪だるまの飾りを付けた「冬の雪解け☆ドラゴンアイスクレープ(700円)、安比ロッキーインではマシュマロを2つ並べて雪だるまに見立てた「ゆきだるマシュマロ焼き」(100円)を提供する。雪だるまの形をしたアイスやマカロン、地元食材を使ったメニューなど店舗ごとにユニークな「雪だるまフード」がそろう。
期間中、市内の指定宿泊施設の宿泊者に「湯けむりトクトクバッジ」を配布。企画に参加する飲食店や温泉施設などでバッジを見せると特典が受けられる。
イベントを運営する「八幡平観光イベント実行委員会」は「スキーやスノーボードを楽しんで、温泉を堪能し、そしてかわいい雪だるまフードを味わってもらいたい。盛りだくさんのイベントなので、冬の八幡平を楽しんで」と呼び掛ける。
「雪だるまフード」は提供店舗によっては事前予約が必要。各店舗のメニューや営業時間、利用方法はホームページやチラシに記載する。「雪だるまフード」提供を含め、「八幡平・安比ゆきフェスティバル」は2月28日まで。