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「しずくいし雪灯り」今年も開催へ ゆらゆら揺れる光と冬の雫石を

第5回の「しずくいし雪灯り」の様子

第5回の「しずくいし雪灯り」の様子

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 「第6回しずくいし雪灯(あか)り」が2月18日、雫石町のよしゃれ通り商店街で行われる。

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 「しずくいし雪灯り」は2017(平成29)年からこれまで毎年継続しているイベント。第1回は「世界アルペン記念公園」で実施し、3回目からは「よしゃれ通り商店街」に会場を移し、商店街で行う「はしご酒」との同時開催となっていた。5回目は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、雪灯りのみを実施。来場者の減少も予想されたが、多くの親子連れなどが楽しんだという。

 今回は、住民らが地域の課題や地域づくりについて話し合う「雫石地区地域づくり会議」と、商店街任意団体「よしゃれ通り周辺JV.」、「雫石商工会青年部」の3者が「しずくいし雪灯りチーム」として主催。同チーム事務局の角田匡昭さんは「今回は住民と商業団体が一緒に企画することとなり、年々地域の行事として、地域の人々が冬の雫石を盛り上げるための活動として進化しているように感じている」と話す。

 同イベントでは4回目から雫石の伝統工芸品「経木」を筒状にして作る灯籠「雪灯り」を並べている。今回も雪灯りのみの実施となり、メイン会場の「雫石町まちおこしセンターしずく×CAN」に約1000個の雪灯りが並ぶほか、よしゃれ通り商店街の協力店舗前でも点灯する。雪灯りの数は以前の1.2倍ほど増やした。

 雪灯りには地元の子どもたちが一つ一つ絵を描き、全てが違う絵柄になっているのが見どころ。コロナ禍でも楽しめる取り組みとして、インスタグラムでフォトコンテストも実施。会場内や自宅で雪灯りを撮影した写真にハッシュタグ「#しずくいし雪灯り」を付けて投稿された作品の中から、受賞作品を選び、その投稿に商店街から賞品を贈る。

 角田さんは「雪灯りは一つ一つ味があって、温かさがあふれる。じっくりと絵を眺めながら歩いてもらいたい。子どもたちの絵がゆらゆら揺らめく雫石の雪灯りを、感染症対策は万全で見に来て」と呼び掛ける。

 開催時間は18時~21時。駐車場は雫石町役場が利用できる。

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