
盛岡市の関係人口の創出や、移住・定住の促進などを行う「盛岡という星で」プロジェクトが現在、同プログラムで情報発信を行う「盛岡という星で編集部」でのインターンシッププログラムの参加者を募集している。
同プロジェクトは市が2018(平成30)年に開始。東京圏において盛岡と継続的な関わりを持つ「関係人口」に重点を置き、SNSを通じた情報発信やコミュニティー形成、イベントや勉強会の実施など多角的な取り組みを続け、今年5月には定期ライブ配信をスタートし、7月には交流拠点「盛岡という星で BASE STATION」を開所した。
今回のインターンシッププログラムでは、「盛岡という星で BASE STATION」内に在籍する「盛岡という星で編集部」に参加者が交ざり、講演やワークショップを通じて、SNSでの情報発信の方法や編集、企画、デザイン、コミュニケーションなどについて学ぶ。編集部のメンバーやプロジェクトに関わるクリエーターと交流し、プロジェクトの舞台裏を知りながら、最終的にはプロジェクトのコンテンツ制作や発信に関わることを目標としている。
プロジェクトはインスタグラムからスタートし、フォトブックやイベント、ライブ配信などさまざまなジャンルへ広がり、それに伴って関わるクリエーターも増え、プロとして専業している人だけではなく、趣味で取り組んでいることを生かして関わる人もいる。インターンシッププログラムでは、若いクリエーターに対して「盛岡でも仕事がある」と知ってもらい、若者の定住や盛岡の魅力発信につなげる。
編集部メンバーの八重樫裕さんは「クリエーターとして仕事をするというと、首都圏をはじめ、より都会的な地域を思い浮かべて、盛岡の外に出てしまう学生や若手も多いと思う。このプログラムを知ってもらうことで、盛岡でも仕事できるかも、今は県外にいるけど盛岡で働いてみたいかもという人が増えたら」と話す。
プログラムは全8回の予定で、5回目までは午前中は講演を中心としたインプット、午後はワークショップによる実践とアウトプットという内容。6回目からはコンテンツ制作に関わる取材・編集やビジュアル作りを行っていく。発信する媒体やコンテンツは、参加者のスキルや興味を生かせる方法を考えていくという。
参加対象となるのは、「盛岡という星で BASE STATION」に来所可能で、企画・編集・情報発信に関心のある16歳~39歳の学生もしくは社会人。原則、全日程に参加できることが条件。一方で、来所が難しい遠方からも「参加してみたい」という問い合わせも多くなっているという。
「盛岡という星で」プロジェクト全体のディレクションを担当する「homesickdesign(ホームシックデザイン)」代表の清水真介さんは「今回は編集部に交ざってもらうというのが大きなポイント。応募してもらうことで、参加できなくても『どこかにこういうことをしたい人がいる』というのが私たちに伝わる。無理だとか、独りぼっちだと思わず、『ここにいるよ』というのを表現するためにまず応募してみてほしい。そしていつか、本当に編集部に交ざってもらえたら」と呼び掛ける。
参加無料。定員は20人。応募は9月13日24時まで専用フォームで受け付ける。