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「第3回盛岡国際俳句大会」開催へ 盛岡を題材にした新部門も

第3回盛岡国際俳句大会メインイメージ

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 「第3回盛岡国際俳句大会」が12月26日、岩手県民会館大ホール(盛岡市内丸)で開催される。

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 「盛岡国際俳句大会」は2019年の盛岡市市制施行130周年記念して始まった、日本語と英語による俳句大会。俳句は世界各地で愛好家が広まっているといい、盛岡の姉妹都市であるカナダ・ビクトリア市にも俳句協会があることから、英語の部門も設けている。

 第1回大会では、事前に作品を募集する「事前投句」と、当日受け付ける「当日投句」を行っていたが、昨年開かれた第2回大会は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、事前投句のみで実施。今年も人が集まる機会をできるだけ減らすために昨年に引き続き事前投句のみの受け付けとなっている。

 3回目を迎え、俳句大会としての認知度も高まっているという。市文化国際課の担当者は「募集開始前から問い合わせがあり、楽しみにしているという声も届いた。市内や県内だけではなく全国、そして海外からの投句も増えている。大会名の通り、国際的なものとして浸透してきているように感じる」と話す。

 今回は盛岡にちなんだ題材の句を受け付ける「日本語部門一般の部(盛岡題)」を新設。これまでの大会では自由題材のみだったが、盛岡にちなんだ作品も多い。そこで、より明確化して作品を募ることとした。自由題材の日本語部門一般の部、中学生以下による自由題材もしくは盛岡にちなんだ題材の句の日本語部門ジュニアの部、自由題材の英語部門と合わせて全4部門での募集となる。

 事前投句は誰でも応募可能。一般部門が1回の応募につき3句まで、ジュニア部門と英語部門は1回につき2句までで、未発表の作品に限る。日本語部門一般の部は3句1組につき1,500円の投句料が必要だが、高校生以下とジュニアの部、英語部門は無料。日本語部門は専用の投句用紙に記入の上、郵送で受け付け。英語部門は公式ホームページの専用フォームから応募できる。日本語部門で投句料がかからない高校生以下とジュニアの部も専用フォームが利用可能。

 担当者は「今大会では盛岡題の部門を新たに用意した。市民の皆さんはもちろん、市外、県外の皆さんにも挑戦してもらい、盛岡の魅力を探り、盛岡について知るきっかけになればうれしい。俳句はおうち時間を楽しく過ごすのにもぴったりだと思う。ふるさとを思い浮かべながら、気軽に投句してもらいたい」と呼び掛ける。

 事前投句の受け付けは9月30日まで。当日消印有効。

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