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雫石で夏休みに合わせ子ども食堂と寺子屋開催へ 地域の居場所作りを継続的に

以前行われた「子育ち子ども食堂」の様子。野菜を収穫する子どもたち

以前行われた「子育ち子ども食堂」の様子。野菜を収穫する子どもたち

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 雫石町が7月26日、町内の雫石公民館と御明神公民館で「しずくいし子育ち子ども食堂」と「しずくいし子育ち寺子屋」を開始する。

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 両事業共に昨年初めて開催し、今回で3回目。同町では、地域全体で子どもを守り育て、子どもたちの地域への愛着を育てるとともに、自分の力で成長させる「子育ち」を推進している。その取り組みの一環として、子どもたちと保護者や地域住民が一緒に食事をして交流する「子育ち子ども食堂」と、子どもたちが学校や家庭以外の場所で自主学習に取り組み、地域住民などが見守る「子育ち寺子屋」を実施。どちらも子どもたちが長期休みに入る時期に合わせて行っていた。

 もともとは別の事業として行われていたが、今回は同時開催する。事業を受託する「NPO法人まちサポ雫石」の櫻田七海さんは「子ども食堂も寺子屋も、地域の通いの場や子どもたちの居場所を作りたいという思いで始まった事業。子ども食堂に関してはみんなで子育てができる環境の構築を目的としていて、寺子屋も地域の人との関わり方を学ぶ場を設けて、さまざまな価値観や選択肢に触れられる」と相乗効果を期待する。

 御明神地区での子ども食堂・寺子屋の実施は今回が初となる。寺子屋は自主学習の見守りのほか、地域住民らが講師となる「関わり学習」も行い、工作体験や運動などに取り組む。

 「子ども食堂」では、地域で夏イチゴの生産に取り組む「しずくいしチャレンジド」による「出張いちご狩り」を体験する。加えて、1回目から継続して参加しているサッカーJ3「いわてグルージャ盛岡」とコラボレーションし、今回は子ども縁日やサッカー教室、チームのマスコット「キヅール」との遊びの場を設ける予定。参加者には町内の「菜菜Cafe」が提供する地産地消の弁当を配布する。

 コロナ禍の影響もあり、人数を制限していたため、締め切りを前に多くの申し込みが集まり募集を終了。「本来であれば定員を設けずに募集したいところ。今回は締め切ってしまったが、これからも実施する予定がある」と櫻田さん。次回は秋ごろの開催を検討している。

 櫻田さんは「これまでの開催を通じて、地域の場作りに参加したい人や、自分も挑戦してみたいという人が多くいると感じる。今後は地域主体となって子ども食堂などを実施したい皆さんのサポートもできれば。地域住民が集う場所をみんなで作っていきたい」と意気込む。

 問い合わせは「まちサポ雫石」(TEL 019-692-6282)まで。8月7日まで。

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