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岩手の聖火リレー、盛岡でゴール迎える 希望の光を次の走者へ

最後に聖火を受け取った盛岡出身の錦木関

最後に聖火を受け取った盛岡出身の錦木関

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 東京2020オリンピックの聖火リレーが6月16日に岩手県でスタートし、18日に盛岡市でゴールを迎えた。

聖火皿へ移す錦木関 Photo by Tokyo 2020

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 雫石町をスタートし、3日間で県内28市町村をつないできた聖火リレー。1日目は県北地域、2日目は沿岸部を巡り、最終日は一関市から北上し、紫波町から矢巾町、最終区間となる盛岡市に届いた。

 盛岡市内では当初、中央通から盛岡八幡宮までの約2.3キロをランナーが走ってリレーする予定だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大状況や感染対策を踏まえて公道でのリレーは中止。ゴール地点となっていた盛岡八幡宮で、ランナーたちがトーチを近づけて聖火を渡す「トーチキス」のみが無観客で行われた。

 当日は22人のランナーたちがステージに上がり、トーチを持って次々とトーチキスを行った。聖火を渡した後、ランナーは思い思いのポーズを取って笑顔を見せ、家族や関係者らを盛り上げた。

 盛岡の最終ランナーを務めたのは、岩手や盛岡にゆかりがあるアスリートやスポーツに取り組む子どもたちによるグループ「いわてスポーツチーム」。最後にトーチを受け取った盛岡出身の力士・錦木関が聖火皿に聖火を移し、県内での聖火リレーが無事にゴールを迎えた。

 錦木関は「聖火をこの場所につなぐことができてうれしい。残念ながら公道を走ることはできなかったが、ここにいる皆さんの拍手に元気をもらえた。明日以降のランナーの皆さんにも頑張ってもらいたい」と話した。

 聖火リレーは今日まで宮城県で実施。公道での応援は控え、ライブ中継などの視聴を呼び掛けている。

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