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盛岡にも「史上最速」の桜の便り届く 3月の暖かさ影響、石割桜も見頃へ

ほころび始めた盛岡城跡公園の桜。日当たりのいい場所ではたくさんの花が開いている

ほころび始めた盛岡城跡公園の桜。日当たりのいい場所ではたくさんの花が開いている

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 盛岡地方気象台は4月9日、ソメイヨシノの開花を宣言した。

見頃を迎えた満開の「石割桜」

 桜の開花は標準木を対象に5、6輪以上の花が咲いた状態を指す。今季から標準木を盛岡城跡公園の木から同気象台敷地内にある木へと変更。当日は上空の寒気の影響を受けて気温も低く、雪がちらつくこともあったが、日差しの暖かさもあり13時ごろに気象台職員が標準木の花が咲いていることを確認し、開花を発表した。

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 全国的に例年に比べて速いペースで北上した桜前線。盛岡での開花は平年より12日、昨年より5日早く、これまで一番早い2015(平成27)年の記録と並んで「史上最速の桜」となった。開花が早まった理由として同気象台は、2月中旬の平均気温の高さや3月に暖かい日が続いたことを挙げている。「栃内病院」や盛岡城跡公園など、市内各所では開花宣言より一足早く桜の便り届いていた場所も多い。

 盛岡地方裁判所前にある国指定天然記念物の「石割桜」も昨年より3日早い4月5日に開花。現在は満開となり見頃を迎えている。開花後、初の土曜・日曜となった10日と11日には石割桜の前で足を止め、静かに見上げる人や写真を撮る人の姿も見られた。

 盛岡城跡公園などで例年行われている「盛岡さくらまつり」は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため今年も中止。園内には宴会や飲食の自粛を呼び掛ける看板が置かれた。青天の中、公園を訪れる人はマスクを着用し、ほかの来園者らと距離を取りながら咲き始めた桜を楽しんでいた。

 市内から桜を見に訪れた女性は「自宅の近くでも桜が咲き始めていて、ようやく開花宣言が出たなという感じ。大変な状況が続いているが、桜を見ると少し気持ちがホッとする。来年こそはお花見が楽しめるとうれしい」と話した。

 市内のソメイヨシノは今週末ごろには満開を迎える予想となっている。

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