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盛岡「祈りの灯火2021」開催へ 震災から10年、復興支援には節目なく

2020年の祈りの灯火の様子

2020年の祈りの灯火の様子

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 東日本大震災10周年行事「祈りの灯火(ともしび)2021~未来に向かってまた一歩~」が3月11日、開催される。

 「祈りの灯火」は、2011(平成23)年3月11日に発生した東日本大震災によって犠牲になった多くの人への鎮魂と、被害に遭った方々の心の平安を祈り、復興への誓いを新たにするための行事として、2012(平成24)年から毎年3月11日に開催されている。

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 昨年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、ステージイベントや屋台、屋内でのイベントを中止し規模を縮小。今年も昨年と同様に灯籠の点灯のみの実施を予定しているが、コロナ禍の影響だけではなく、震災から10年を迎える今年に静かな祈りの場をという思いも込める。

 実行委員会事務局の金野万里さんは「昨年は規模を縮小した形ではあったが、落ち着いて祈ることができて良かったという声も多かった。運営側も『祈りの灯火』の在り方について改めて考えることができたと思う。震災から10年を迎え、静かに思いをはせる場にもしたい」と話す。

 祈りの灯火の実施に合わせて、毎年全国からたくさんの灯籠が届くが、今年も集まり始めている。会場となる「もりおか歴史文化館前広場」には約1万個の灯籠を並べて光をともす。盛岡市内各所で行ってきた灯籠の製作会は好評を得ている。小学校などで実施する製作会では、震災後に生まれた児童たちが参加し、震災について積極的に学ぶ様子も見られるという。

 実行委員会では現在、当日の準備や後片付けを行うボランティアを募集している。3月7日には灯籠の準備、3月11日は灯籠の設置と点火や片付けの作業、3月13日は片付けを行う。都合の良い日時や、イベント当日のみの参加も可能。ボランティアの申し込み・問い合わせは電話(TEL 019-654-3523)、メールのほか、ホームページで受け付ける。

 2月5日から3月5日までの毎週金曜と、3月7日、3月10日には「もりおか復興支援センター」で灯籠の組み立て会も行う。申し込み不要で、誰でも無料で参加できる。

 「10年が節目のように思われているが、それは数字だけのこと。復興と支援に節目はない」と金野さん。「もう落ち着いたという人、まだまだ不安を抱えている人、個々によって違う感じ方があり、違う状況がある。これからも変わらずに必要な人や場所に必要な支援を続けていくことが重要」と呼び掛ける。

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