岩手県内の情報を網羅するポータルサイト「ずっぱり岩手」(運営=ずっぱり岩手プロジェクト)の地域情報コンテンツ「ずっぱりマップ!」で、登録サイトの件数が3,000件を達成した。
同サイトは昨年2月、同名の書籍が発売されたのを期に、書籍のPRサイトとして開設。「ずっぱりマップ!」では主に、地元の企業や公共施設、ブログなど、担当編集者が独自の「マニアックな視点」で集めた地元発のウェブサイトを登録・リンク。登録情報のほとんどにグーグルマップによる地図情報を備える。中でも寺や神社、教会など「宗教施設関連」の情報が充実。現在、県内の122の施設を掲載する。
寺などの情報が増えたことについて、「あえてサイトの特徴を絞り込まずに、ユーザーのニーズに応えながら、ネット上の情報を拾っていった結果」と話すのは、同プロジェクトを運営するライフアシスタンスカンパニー(盛岡市上田1)の千葉英男社長。「スタッフが40代や50代になってくると、回りに亡くなる方も増えてくるので、おのずと必要になっていたのかも」とも。
実際に、急な訃報(ふほう)からなじみのない寺を探すのは大変。新聞広告にも地図情報は載っていないことから、「お寺を調べるなら『ずっぱり岩手』で」(千葉社長)とPRする。
「他の県内ポータルサイトの登録件数が2,500件で推移していたので、3,000件はひとつの目標だった」と千葉社長。登録情報以外にも、外国人による岩手の方言を紹介するなど、「マニアックな地域ナンバーワンポータルとして君臨したい」と抱負を語る。
月間ページビューは約1万PV。