盛岡・河南地区における物事や情報などを発信する「かなかな・ラボ」は11月24日から、動画配信サイト「ユーチューブ」でライブ配信をスタートした。
「かなかな・ラボ」は、旧盛岡バスセンター跡地を利用した地域活用ゾーン「SIDE-B(サイド・ビー)」と、「SIDE-B」の運営などを行っていた「盛岡バスセンターおよび周辺地区活性化協議会」が前身となり、11月4日に本格的な活動を開始。SNSやホームページを使い、河南地区で行われる再整備・再開発の話題やイベントに関する情報発信を行っている。
活動開始時に目標として掲げていたのが、ユーチューブを活用した動画配信。当初は「やってみたい」「近いうちに始められたらいいな」といった思いで、実際の配信については未定の状態となっていた。きっかけとなったのは、今年7月に行ったシンポジウム「かなかな会議vol.1」への反響の多さだった。シンポジウムには、河南地区での再開発や再整備事業に関わる事業者・団体も登壇。「次の開催はいつになるのか」という声も多く集まり、情報発信に対するニーズの高まりを感じていた。
そのニーズと反響に応えたい思いと、配信に向けた準備も整ったことから「取りあえず始めてみよう」とスタート。動画で伝えるのは、新しい「盛岡バスセンター」をはじめとする今後予定されている開発に関する話題を中心に、地域で起こっている楽しい出来事やイベントなどについて取り上げていく。それぞれの話題に関係する人や、「かなかな・ラボ」のメンバーが気になっている人物もゲストに招く予定。
1回目の配信では、今年9月に運営を終了した「SIDE-B」の振り返りと新しい盛岡バスセンターについて取り上げている。「SIDE-B」で行われたイベントを写真で振り返り、新バスセンターについては、ニュースなどで報道されている部分を再度伝えながら情報を補足しているほか、入居予定のテナントについても触れている。
今後の配信予定については不定期で、スケジュールに追われることなく楽しみながら情報発信を行っていく考え。「かなかな・ラボ」メンバーの佐々木大さんは「背伸びをせず、普段の雑談と同じような雰囲気で皆さんと一緒に情報発信をしたいというのがコンセプト。私たちも楽しみながら、河南の今とこれからを共有していきたいと考えている。ワクワクしながら進めていきたい。チャンネル登録をしてもらえれば」と呼び掛ける。