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ボンネットバス、盛岡の街を走る 4つの商店街が協力して地域盛り上げ

「岩手銀行赤レンガ館」の前を走るボンネットバス

「岩手銀行赤レンガ館」の前を走るボンネットバス

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 盛岡市内の商店会など4団体が共同で行う「昭和レトロ ボンネットバス運行 盛岡まちなかぐるっとバス」が11月14日、スタートした。

 もりおか八幡界隈(かいわい)まちづくりの会が企画・主催し、盛岡市肴町商店街振興組合、中の橋通り商店会、南大通一丁目商店会の共催で運行する同バス。国が行う「GoTo商店街」キャンペーン事業の一環として、4団体が企画した「もりおか歩き訪ねてステキな出逢(であ)いプロジェクト」の最初の取り組みとして実施する。

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 市内の各商店街では独自イベントが行われている一方、エリアごとの連携が弱いのが課題となり、以前から「なんとか商店街同士で連携しよう」とさまざまな活動が行われてきた。今年は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、複数の商店街エリアで行う広域のイベントも中止に。そこで、「GoTo商店街」が複数の商店街が連携して参加できることから、4団体が協力してプロジェクトを立ち上げ、地域を盛り上げようと準備を進めてきた。

 プロジェクトの先頭を切ってスタートした「ボンネットバス」の運行は、盛岡駅西口の25番貸し切りホーム付近を発着点に、もりおか町家物語館、盛岡劇場横、盛岡八幡宮で乗り降りが可能。昼のイベントとして、盛岡の中心市街地を回遊できるもの、駅前とつながりができるものとしてルートを設定した。

 数年前にも、同じようなルートで市内を巡る「ボンネットバス」の運行が行われた。「もりおか八幡界隈まちづくりの会」会長の大石仁雄(きみお)さんは「以前、ボンネットバスが市内を走った時のことをよく覚えている。バスの中と外で手を振り合ったり、バスが溶け込む風景を楽しんだり。温かい気持ちになった。プロジェクトを立ち上げる時に、ボンネットバスは絶対に入れたいと思っていた」と話す。

 バスは盛岡駅西口を出発し、材木町・紺屋町を通り、もりおか町家物語館へ。その後、盛岡劇場、盛岡八幡宮の順に巡回する。最大乗客数は定員の半分ほどに制限し、乗車時の検温への協力とマスク着用の呼び掛け、盛岡八幡宮と盛岡駅西口では乗客の入れ替えと車内の除菌作業をなど感染症対策も行う。

 バスは14日から29日まで、土曜・日曜・祝日の計7日間運行。14日と15日には多くの人が乗車したほか、昔懐かしいレトロなボンネットバスが走る風景を写真に撮る人も見られた。

 「ボンネットバス」はこれから始まるプロジェクトをPRする目的もあるという。大石さんは「これからもユニークで、長く継続していけるような取り組みを用意している。今回のボンネットバスは街の風景の一つとして、乗っても乗らなくても楽しんでもらえると思う。期間中に一度は乗車してもらえれば」と呼び掛ける。

 バスは乗車無料。運行時刻はフェイスブックページに掲載する。

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