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「盛岡台湾Happyフェス」開催へ 好きなものを「好き」と言える場所づくりを

「盛岡台湾Happyフェス」のロゴマーク

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 盛岡を中心とした台湾との経済文化交流イベント「盛岡台湾Happyフェス」が10月30日から、クロステラス盛岡(盛岡市大通3)で開催される。

 イベントを主催するのは、盛岡市内と近隣地域の観光事業者などによるグループ「盛岡台湾Happy Project」。プロジェクトが動き出したのは5月中旬ごろ、新型コロナウイルス感染症によって大きな影響を受ける事業者らが集まり、現状や課題、悩みなどを話し合ったのが始まりだったという。その時に「感染拡大を抑えていた台湾を知り、リスペクトを送ろう」という話題が出たことをきっかけにプロジェクトをスタートした。

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 当時は岩手県内でも感染者がゼロの状況が続いていたが、プロジェクトの事務局を務める旅行会社トラベル・リンクの北田公子さんは「観光事業者は新型コロナの影響で本当に暇だった」と振り返る。「現状をどうにかすることはもちろん重要なことではあったが、これからお互いに何を考えていくかという話になった時、少し先のこと、コロナ禍が終わりを迎えた時のことを考えても良いのではないかという意見があった。それもプロジェクトを始めた理由になっている」とも。

 プロジェクトでは7月にキックオフミーティングを開催。その後、SNSを通じた情報発信を始めた。9月には交流イベントを開き、オンライン・オフライン含めて100人以上が参加した。「盛岡台湾Happyフェス」は、これまでの活動について報告するとともに、プロジェクトを広く知ってもらおうという思いも込めて、オフラインイベントとして実施する。

 イベントは6日間の期間中、パネル展示やステージイベント、物販などが行われる。パネル展示とPRブースは期間中毎日設置。市内の高校生による台湾との交流や研究についての成果発表、作品展示、プロジェクトの紹介コーナー、ランタン作りを楽しめる参加コーナーなどを用意する。市内の学校では、台湾との交流や現地研修を行うところも多いという。コロナ禍で発表の場を失った学生や台湾と関わる若者たちの発表の場をつくる意味合いもある。

 ステージでのイベントと物販出店は土曜・日曜・祝日に開催。ステージはトークイベントが中心となり、学生らによる台湾トークや、歴史・食・文化をテーマにしたもの、盛岡と台湾のつながりといった内容を取り上げる。物販では、台湾茶やホットタピオカ、特製弁当、盛岡のリンゴを使った台湾風菓子、雑貨などの販売を行う。

 プロジェクトの活動をする中、「私も台湾が好き」「何度も台湾旅行をしていた」という声が集まった。「意外と隠れ台湾好きがいることに気付けた。暗い話題が多い中で、好きと言える場所をつくること、好きなものを言い合えることが大事だと思えた」と北田さん。「自由に海外旅行ができるようになる未来を見据え、行き先に台湾を選ぶ、そして盛岡に来る人を歓迎するというムードをつくりたい。台湾と盛岡を一緒に好きになってもらえる取り組みを続ける」と意気込む。

 パネル展示・PRブースは10時~19時(最終日のみ16時まで)。土曜・日曜・祝日についてはフェイスブックページなどにタイムテーブルを掲載する。入場無料。11月4日まで。

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