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盛岡市動物公園で「サマースクール」 リニューアルで内容充実

以前の飼育体験の様子。動物たちが過ごす部屋の掃除に取り組む子どもたち

以前の飼育体験の様子。動物たちが過ごす部屋の掃除に取り組む子どもたち

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 盛岡市動物公園「ZOOMO」(ズーモ、盛岡市新庄)は7月27日から、小中学生を対象とした1日飼育体験「サマースクールinZOOMO」を開催する。

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 同園では毎年夏の時期に合わせ「1日飼育体験」を実施し、参加者が動物の飼育と動物に関する学習を体験してきた。本年度はタイトルを「サマースクールinZOOMO」へと変更し、内容も大幅にリニューアル。動物の飼育体験に加え、環境保全や野生動物保全について考えるプログラムを加える。

 これまでは無料で行ってきたが、内容の充実と動物の福祉向上を図り参加費を設定。1日当たりの参加人数を減らすことで学習内容の質を高め、安全面も確保した。

 担当者は「参加人数を減らし内容をより濃くするという計画はもともとあったが、新型コロナウイルス感染症対策としての面もある。対策を徹底して皆さんを迎えたい。参加者一人一人とコミュニケーションを取りながら、考える時間や会話の楽しみといった学びの環境をつくっていく」と話す。

 参加には電子チケット販売サイト「PassMarket(パスマーケット)」の専用ページからチケットの事前購入が必要。開催期間は7月27日~31日、8月3日~7日の全10日間。参加希望者は開催日と好きなコースを選んでチケットを購入する。コースは飼育体験を行う動物によって異なり、「ニホンリス・アルパカ・ツキノワグマ・イノシシなど」「プレーリードッグ・カンガルー・バイソン・エミューなど」「キリン・シマウマ・ダチョウ・シタツンガなど」の3コース。コースによって各日の定員が異なる。

 当日は8時30分に受け付けを開始し、45分からスタート。午前中に飼育体験をし、昼食後は学習の時間と飼育体験を行い解散となる。

 担当者は「事前にチケットを購入してもらえるので、複数日での参加も可能になった。参加する皆さんが自分から興味を持って、楽しみながら学んでもらいたい」と呼び掛ける。

 参加費は4,400円。先着順の販売で、申し込み締め切りは開催日の1週間前となる。

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