「いわて盛岡シティマラソン2020」の岩手県民先行エントリーが3月14日、スタートする。
盛岡市の市制施行130周年を記念し、昨年10月に初開催した同大会。東北の県庁所在地で初めて行われたフルマラソンとなり、9000人を超えるランナーが盛岡市内を巡るコースを駆け抜けた。
初めての大会ではあったが、県内外から参加したランナーから高評価を得るとともに、地元住人からも「開催して良かった」という声が寄せられた。特に、沿道での応援やスタッフの対応、エイドステーションで提供された盛岡ならではの食べ物・飲み物、私設のエイドステーションでの給水・給食が好評だったといい、「寒い中、声援がエネルギーになった」「温かい励ましに感謝したい」「頑張れの声が支えになった」などの感想も集まる。
実行委員会事務局の担当者は「初開催ということで、厳しい意見ももちろん多い。それよりも、ありがとうという言葉や楽しかったという感想をたくさん送ってもらえたということに感謝したい。良いところはそのまま、悪い部分は改善しながら、今年の開催に向けて準備を進めたい」と話す。
2回目の大会は10月25日に開催。種目は前回と同様に42.195キロのフルマラソン、10.4キロのファンラン、2.5キロを2人1組で走るペアランの3種目で、ファンランのみコースの見直しのため距離が1.6キロ長くなった。定員はフルマラソンが7000人、ファンラン2500人、ペアラン300組600人で、ペアランの定員は前回より50組増やした。
3月14日から20日まで、フルマラソンのみの岩手県民先行エントリーを実施。そのほかの種目を含めた一般エントリーは同月21日から7月19日まで、レイトエントリーは7月20日から8月16日まで行われる。エントリーはマラソンエントリーサイト「RUNNET(ランネット)」で受け付けるほか、専用振替用紙を使って、ゆうちょ銀行または郵便局窓口でも申し込み可能。
参加費は、フルマラソン=9,500円、ファンラン=5,000円、ペアラン=3,500円(レイトエントリーでは各種目1,000円増し)。問い合わせと専用振替用紙の請求は大会実行委員会事務局(TEL 019-626-3111、受付時間は平日10時~17時)まで。