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雫石・鶯宿温泉が「雪まつり」会場に 住民主体で準備進む

雪景色の鶯宿温泉

雪景色の鶯宿温泉

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「第53回 いわて雪まつり」が2月7日、スタートする。

 「いわて雪まつり」は第50回まで小岩井農場をメイン会場に行ってきたが、第51回からは雪不足対策などの理由から、岩手高原スノーパークをメイン会場に、複数カ所に会場を設けて開催を続けてきた。

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 今年は岩手高原スノーパークや小岩井農場、盛岡手づくり村、ビッグルーフ滝沢など8会場で5日間開催。雫石町の鶯宿温泉が今回初めて会場に加わる。「温泉街でほっこりほんのり雪灯(あか)り」をテーマに、地域住民らが主体となって準備を進めている。

 雫石町地域おこし協力隊の古山裕二さんも住民たちと共に準備に取り組む。雫石に来て今年で3年目となる古山さんは「例年に比べて雪はやや少ない。もしかしたら、雫石に来てからの3年で一番少ないかもしれない」と驚く。「雪は少ないが、開催するには十分な量。鶯宿温泉らしさが伝わる、昔懐かしい雰囲気に仕上がると思う」とも。

 期間中、鶯宿温泉会場では、町の特産品でもある「経木」を使った雪灯りを飾る。このアイデアは昨年、町内の「よしゃれ通り商店街」で行った「雪灯り」で、経木を使っていたことから着想を得た。鶯宿温泉のマスコットキャラクター「ケキョきち」のイラストをプリントした経木で筒を作り、その真ん中にキャンドルを入れて火をともす。このほか、9つの温泉施設で、昼食付きの日帰り入浴が楽しめる。

 2月8日と9日には、「鶯宿グラウンド(旧南畑小学校)」を会場に、馬ぞり体験や「鶯宿宝さがし」を開催。馬ぞりは「しずくいしYU-YUファーム」の協力の下、馬が引くゴムボートに乗ることができる。鶯宿宝さがしは雪の中に隠された宝物を探し当てるゲームで、鶯宿温泉の入浴券や「ケキョきち」グッズ、地元の店で使える商品券などを用意する。両日は手作りのひっつみの振る舞いも予定している。

 開催に当たり、最初に開かれた説明会への参加者は少なかったが、準備が本格化するにつれて参加者も増えていったという。住民からの「これらならできる」というアイデアとチームワークで会場を盛り上げようという思いも高まっている。

 古山さんは「初めてのことなので不安もある。当日までの雪の状態、当日の天気など気になることがいっぱいだが、住民の皆さんが手作りで作り上げるイベントなので、その温かさを感じてほしい。鶯宿温泉の良さ、魅力を知って、訪れるきっかけにしてもらえればうれしい」と呼び掛ける。

 鶯宿温泉会場の昼食付き日帰り入浴は、利用施設によって事前予約が必要。「鶯宿グラウンド」での馬ぞり体験は各日10時~15時、料金は大人=500円、小学生以下=300円。鶯宿宝さがしは各日11時~12時と13時~14時の2回、料金は1人=200円。2月11日まで。

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