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盛岡の画材店で「真冬のワークショップ」 寒い季節に楽しみ増やして

昨年の冬に行われたワークショップの様子

昨年の冬に行われたワークショップの様子

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 画材店「アートショップ彩画堂(さいがどう)」(盛岡市材木町)が2020年1月13日から、「第3回真冬のワークショップ」を開催する。

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 「寒さが厳しく、引きこもりがちで動きたくない冬の時期に、何か楽しいことができないか」との思いから企画し、今回で3回目を迎える。画材店という性質から、利用者から「アートに関する教室を開いてほしい」という要望は多くある一方、1年間継続して開くのは難しいという。そこで、ワークショップなどのイベント開催が減る時期に合わせ、「真冬のワークショップ」と題した企画を始めた。参加者からも毎回好評を得ている。

 企画担当者の伊山小枝子さんは「アート系のワークショップや体験教室は、寒くなるにつれてだんだんと減り始めて、暖かくなるとまた増え始める。一方、春になるまでじっと待っているのはもったいない」と話す。「ワークショップは半日から1日で体験できる内容がほとんどなので、『興味はあるけど、長く通うのは大変』と思っている人の背中を押す、1歩踏み出すきっかけにもなれば」とも。

 今回は1月13日から2月29日までの間に、13種類のワークショップを開催する。油彩や水彩、デッサンなど絵画技術を学ぶもののほか、クラフト、額装体験、子ども向けの工作体験など幅広い内容がそろえる。講師を務めるのは県内外で活躍するアーティストたち。講師として自分の教室を持っていない作家や若手の作家らへ依頼し、今後の担い手の成長や経験にもつなげる。

 参加受付は、店頭・電話(TEL 019-622-7249)・メールで受け付ける。ワークショップごとに定員と開催日時、参加費が異なる。それぞれ定員に達し次第締め切るが、キャンセル待ちも受け付けている。

 伊山さんは「内容や詳細、持ち物などについては気軽に問い合わせてもらいたい。さまざまなアート体験やアーティストとの出会いを通じて、きっと皆さんの世界がどんどん広がっていくと思う。興味があればぜひ参加してほしい」と呼び掛ける。

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