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岩手の素材を使ったブレンド茶「Cha@i」 自然の力をそのまま届けて

県産のリンゴを使った「Cha@i」のパッケージ

県産のリンゴを使った「Cha@i」のパッケージ

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 自家焙煎(ばいせん)茶などを取り扱う「焙茶(ばいちゃ)工房 しゃおしゃん」は、岩手県産の自然素材を使ったブレンド茶シリーズ「Cha@i(チァイ)」の販売を12月からスタートする。

 「焙茶工房 しゃおしゃん」は、代表の前田千香子さんが、自身がお茶好きであることをきっかけに2003(平成15)年にスタート。中国や台湾に住みながらお茶について学び、自分で焙煎した日本茶や紅茶、中国茶などを販売している。これまでブレンド茶の販売は行ってこなかったが、香りや味にワクワクしたり、気分を変えられたりできるような「色のあるお茶」を増やしたいという思いから、岩手で作られている素材と工房のお茶を合わせたブレンド茶のアイデアが生まれた。

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 発想の背景には「家族が病気になった時、体調が良くない時でもお茶なら飲めることがあるという気付きもある」と前田さん。「子どもから高齢の人まで、どんな場面でも楽しめるのがお茶の魅力。飲んでリラックスできたり、なんだか力が湧いて来たりする、そんな存在になればいいなという思いを込めた」とも。

 「Cha@i」に使う自然素材は、無農薬や低農薬、無肥料、無化学肥料などの環境で育ったもの。現在は第1弾として、りんご紅茶、ミント・レモングラス緑茶、ミント・レモングラス紅茶、しょうが紅茶の4種類を販売。リンゴは盛岡の「山口農園」、ミントとレモングラスは宮古の「潮風のハーブ園」で栽培されているもの、ショウガは陸前高田の「三陸ジンジャー」を使う。それぞれ乾燥加工され、素材本来の味や香りが楽しめるようになっている。

 素材に組み合わせる自家焙煎の茶葉は、岩手の気仙地方や奈良県の農園で農薬と肥料を使わずに栽培されたもの。渋みが少なく、甘みを凝縮するように仕上げた。茶葉と自然素材はそれぞれ1回分ずつに小分け包装し、2つをティーポットやティーパックに入れ、熱湯を注ぎ入れる。1煎だけではなく、3、4煎分はそのまま楽しめるという。

 「Cha@i」という名前は、これまで販売していたお茶とは違うシリーズとして、「岩手」と「茶」を組み合わせて楽し気なイメージで命名。販売は月に1回のペースで行う試飲販売会や、「shop+spaceひめくり」などの取扱店のほか、12月7日には「盛岡珈琲(コーヒー)フェスティバル」の会場でも取り扱う。今後は種類を増やしていく予定。

 前田さんは「自然素材とお茶の組み合わせは、まだまだいろいろなものができそう。使っている素材は、食べると元気になるようなものばかり。飲むと元気や落ち着きを分けてくれるお茶の不思議な力と一緒に、岩手の自然の力をお召し上がりいただければ」と呼び掛ける。

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