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「小岩井ウィンターイルミネーション」今年も 「リアル一本桜イルミ」が初登場

今年から新たに登場した「リアル一本桜イルミ」

今年から新たに登場した「リアル一本桜イルミ」

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 「小岩井農場まきば園」(雫石町)で11月22日、冬季恒例となった「小岩井ウィンターイルミネーション 銀河農場の夜」がスタートする。

総延長250メートルとなった光のトンネル。今年は5カ所に設置

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 100万球のLEDライトで夜の農場を美しく照らし出す、東北最大級のイルミネーションイベント。7回目を迎える今年は、毎年好評となっている「光のトンネル」を5か所に設置し、総延長を250メートルに延ばしたほか、昨年新設した「フォトフレームイルミ」など、参加者がイルミネーションの中に入ったり、写真を撮ったりして楽しめる「体験型イルミネーション」の数も増やしてボリュームアップしている。

 今年の目玉は、新たに設置した岩手山と一本桜を立体的に再現した「リアル一本桜イルミ」。牛が行進するようなイルミネーションと合わせて、「小岩井農場」ならではの風景を描き出す。このほか、入場口前には農場のスギの木を使った直径3メートルのリース型「来場記念イルミ」、「山麓館農場レストラン」入り口には農場の羊の毛を使ったフワフワの巨大リースも登場する。

 同園観光部長の戸田敦さんは「昨年は1日平均1000人以上、6万人弱が来園し、7回目を迎えて冬のイベントとして定着してきたと感じる。今年は大きな立体物、総延長250メートルの光のトンネル、SNS映えを意識したイルミネーションの3つがポイント。寒い中ではあるがぜひ楽しんでもらいたい」と話す。

 期間中、毎週土曜には打ち上げ花火を実施し、営業時間も21時まで延長。園内の各飲食施設ではイルミネーション限定メニューも提供する。

 イベント企画リーダーの佐藤康さんは「有名なプロデューサーが演出したわけでもなく、派手な演出があるわけでもないが、スタッフみんなでアイデアを出し合って手作りで用意したイルミネーション。その温かさも感じてもらえるとうれしい。これから雪が積もると、違った美しさがあるのでおすすめ。防寒対策をして目いっぱい楽しんで」と呼び掛ける。

 点灯時間は16時~20時(花火開催日は21時まで)。入場料は中学生以上800円、5歳~小学生=300円。期間中、12月31日と1月1日は休園。開催期間は来年1月13日まで。

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