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「岩手県広告写真家協会写真展」今年も 写真家それぞれの「イズム」表現

「岩手県広告写真家協会写真展2019」メインイメージ

「岩手県広告写真家協会写真展2019」メインイメージ

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 「SHOOTISM(シューティズム) 岩手県広告写真家協会写真展2019」が11月8日から「旧石井県令邸」(盛岡市清水町)で開催される。

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 「岩手県広告写真家協会」は、県内在住のプロの写真家らの集まり。1995(平成7)年に10周年記念事業として1回目の写真展を開催し、1998(平成10)年からは毎年行い、今回で21回目を迎える。毎回テーマを設け、各会員がテーマに沿った作品を発表してきたが、今年は明確なテーマを決めず、「SHOOTISM」というタイトルを付けた。

 「SHOOTISM」は撮影を意味する「SHOOT(シュート)」と、流儀や主義、主張などの意味がある「ism(イズム)」を合わせた造語。写真家それぞれが持っている「テーマ」や、普段写真に対して大事にしていることを表現できる場にした。

 今回運営委員を務める吉田健太郎さんは、盛岡市がSNSなどで展開しているプロジェクト「盛岡という星で」の写真撮影を担当している。吉田さんは「自分が運営委員をするなら、テーマは無しにしようと決めていた」と話し、「私たちの普段の仕事は、クライアントから提示されたテーマに合わせた写真を撮ること。たまには自分が好きなテーマで、自由に作品を撮ってみてはどうかと考えた。おのおのが一番表現したいこと、写真家それぞれの個性にも注目してほしい」とも。

 今回は12人の会員が参加。期間中は数人の写真家が会場にいる予定で、直接会話もできるという。吉田さんは「『広告写真家ってどんな人?』と思っている人も多いと思う。来場した際には写真家と話してみてほしい。私も皆さんと話ができるのを楽しみにしている」と呼び掛ける。

 開催時間は11時~17時(最終日は16時まで)。入場無料。今月10日まで。

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