eスポーツの魅力について触れるイベント「e-Sports入門」が9月28日、スポーツバー「クロスヒート」(盛岡市大通2)で開催される。
イベントを企画したのは、女性に特化したイベント企画や調査などを行う滝沢市の企業「のびあ」。社長の高橋真樹さんは、eスポーツに対して「最近よく聞くけど何?」という疑問を持っていたという。その後、今年行われる茨城国体の中で、全国初となる都道府県対抗eスポーツ選手権が行われることを知り、興味を持ち始めた。
高橋さんは「調べていくうちに、世界規模で大会が行われていることや、その大会もきちんとショーアップされて盛り上がっていることを知り、興味が湧いてきた」と話す。「何よりも、性別や年齢の差、体格の違い、場合によってはハンディキャップの有無も関係なく、誰もが一緒に対戦して競い合えるというところに魅力を感じた」とも。
そこで、高橋さんと同じく「eスポーツって何?」という思いを持つ人の疑問を解消しようとイベントを企画。「いわてeスポーツ協会」の協力の下、eスポーツに対するさまざまな疑問に答えながら、基礎知識や魅力を伝えていく。当日は全国都道府県対抗eスポーツ選手権に出場する岩手県代表選手も参加予定で、実際のプレーを披露しながら、普段ゲームで遊ばない人に向けた競技ルールの説明を行う。
「のびあ」のイベントや調査に参加する女性の多くは子育て世代が多く、ゲームに対して「子どもに良くないのでは」という考えを持っている人も少なくない。高橋さんは「子どもたちや若者世代にとってゲームは一緒に育ってきた身近な存在。でも私のような親世代が持つ一種の偏見を打ち破りたい」と話し、「eスポーツはこれからどんどん広まっていく分野。どんな競技か分かればきっと応援しやすくなると思う。一緒に知りながら、eスポーツの世界を目指したい子どもたちや、すでに活躍している選手を応援してみて」と呼び掛ける。
開催時間は15時~17時。参加費は、のびあ会員女性=2,000円、男性・非会員女性=2,500円、小学生・中学生=1,000円(要保護者同伴)。参加申し込みは電話(TEL 019-681-1919)、ファクス(FAX 019-681-1195)、メール、ホームページで受け付ける。申し込みは今月24日まで。