子ども用アパレルブランドを展開する「FLAKE」が主催するキッズ・スケートボードコンテスト「FLAKE CUP」の東北大会が6月30日、イオンモール盛岡(盛岡市前潟)で開催される。
「FLAKE CUP」は小学生以下を対象とした日本最大級のキッズ・スケートボードコンテスト。「キッズのスケートボードシーンを多くの人に知ってほしい」という思いから2007(平成19)年に神奈川県藤沢市の鵠沼公園でスタートし、今年で13回目を迎える。2016(平成28)年からはイオンモールの協力により、全国各地のイオンモールで開催。盛岡での開催は昨年に引き続き2回目となる。
今年は盛岡を含む全国8店舗のイオンモールと、神奈川で行う「鵠沼大会」で予選を行い、2020年1月に各大会の上位入賞者によるチャンピオンシップが開催される。
東日本大震災以降、東北の各地では屋外で遊べない子どもたちのために室内スケートパークがオープンするほか、多くのプロスケーターが復興イベントを積極的に行うなど、東北のキッズスケートボードシーンは大きな盛り上がりを見せているという。同大会への東北出身の子どもたちの出場も次第に目立ち始め、年々レベルも上がっている。昨年の大会では地元の子どもたちの活躍も見られ、大会で初めて女子スケーターが優勝した。
大会当日は会場に大会コースを設置。小学3年生以下のキッズクラス、4年生~6年生のジュニアクラスのほか、「FLAKE SKATE TEAM」によるデモンストレーションも行われる。
広報担当者は「昨年の大会でのエントリー数は予想を上回る人数で、キッズスケーターの層の厚さ、子どもたちを応援し支える保護者や関係者の熱い思いを感じた」と話し、「今年も関東や中部東海地区からも多くのエントリーが予想される。迎え撃つ東北勢にも期待が懸かる。デモンストレーションのパフォーマンスにも注目してほしい」と呼び掛ける。
開催時間は10時~17時。観覧無料。大会へのエントリーは6月28日18時まで受け付ける。エントリー用紙はホームページからダウンロードでき、日本スケートボード協会会員店舗のゴム印を押印の上、同協会宛てにファクスでエントリーする。エントリー費は1,000円。